2018年1月3日(水)、ついに映画『君の名は。』が待望の地上波初放送!
映画で描かれた美しい風景描写も多くの人を魅了した要因の一つだが、その「舞台設定のモデル」になったとされる、岐阜県の飛騨古川。
映画のワンシーンを再現したかのような写真が撮れることでも人気だが、せっかく行くならとことん「完コピ」したい! インスタ映えする決定的1枚の撮影方法をプロのカメラマンと徹底研究!
写真を拡大 瀧たちが三葉の面影を探して駅のホームに降り立つシーン。画面中、ホームに停車中の電車は特急「ワイドビューひだ」と思われる。

糸守町の記憶を辿りながら駅に降り立つ

 映画『君の名は。』の舞台として有名になった岐阜県の飛騨古川。作中、東京の国立新美術館で観た飛騨の写真が、糸守町に似ていると気付いた瀧は思いを巡らせる。そして、瀧は三葉の住む糸守町を探すために、この町を訪れる。(ちなみに飛騨古川はあくまで作中で「瀧が三葉の面影を探して訪ねる場所」であり、三葉が実際に住む糸守町のモデルではない)。
 そんな中、瀧たちが電車(ワイドビューひだ)で降り立つ際、ほんの一瞬のシーンにも関わらず、『君の名は。』の舞台と言えばみな最初にここが思い浮かぶ象徴的な場所が「JR飛騨古川駅」。線路はもちろん、周辺の建物や山々の稜線に至るまで、 その再現率の高さには思わず溜息が漏れる。

写真を拡大 これが実際のJR飛騨古川駅。JR高山本線の駅であり、飛騨高山観光の要。駅舎横に飛騨市観光案内所も併設しており、観光パンフもここで手に入る。

駅に隣接する「跨線橋」の上からJR高山線を見下ろして撮影

 上のような再現写真を撮影するには、駅西側にある跨線橋が撮影ポイントとなる。跨線橋の中央に位置する窓、そのセンターから2枠目の隙間から覗くとベストポイント。足元には撮影用の足場も用意されており、「パースの付き方や周辺の建物だけでなく、木々の形までそのままなので、 かなり高い再現が可能です。ただ、青空が撮れるかだけは天候次第です(フォトグラファー・鈴木克典氏)」
 しかしここで落とし穴が。実際の電車は映画の「2番線」ではなく、反対側の「1番線」に到着するのだ。「どうしても映画と同じ写真が撮りたい!」という上級ファンには、一日で唯一、2番線に特急が一時的に停車する「9:57着〜10:01発の4分間」がワンチャンス。ただし到着後30秒ほどで1番線に対向電車が来てしまう(すぐに発車するが)ので、そのタイムロスにも注意しよう。

写真を拡大 このように窓枠から覗き込むように撮影。
写真を拡大 飛騨古川駅の駅舎もインスタ映えポイント。
写真を拡大 緑色の矢印方向に向けてカメラを向ける。
 

 

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