ついに映画『君の名は。』が待望の地上波初放送!
映画で描かれた美しい風景描写も多くの人を魅了した要因の一つだが、その「舞台設定のモデル」になったとされる、岐阜県の飛騨古川。
映画のワンシーンを再現したかのような写真が撮れることでも人気だが、せっかく行くならとことん「完コピ」したい! インスタ映えする決定的1枚の撮影方法をプロのカメラマンと徹底研究!
写真を拡大 瀧が聞き込みをするシーン。奥の階段には奥寺先輩と司の姿も。

再び、糸守町の面影を探してーー。

 映画『君の名は。』の舞台として有名になった岐阜県の飛騨古川。作中、東京の国立新美術館で観た飛騨の写真が、糸守町に似ていると気付いた瀧は思いを巡らせる。そして、瀧は三葉の住む糸守町を探すために、この町を訪れる。(ちなみに飛騨古川はあくまで作中で「瀧が三葉の面影を探して訪ねる場所」であり、三葉が実際に住む糸守町のモデルではない)。
 瀧たちが上の劇中カットのように聞き込みをするシーン。こちらも有名なカットだが、神社のモデルになった場所は、飛騨古川駅から徒歩で約20分弱の距離になる「気多若宮(けたわかみや)神社」。国の重要無形民俗文化財に指定されており、毎年4月19、20日には日本三大裸祭りのひとつ「古川祭」が行われることでも知られる。

写真を拡大 他の場所に比べて特別な時間制限はないので、旅の最後にとっておいても問題はない。

階段の違いをどうカバーするかが課題

 劇中に比べ、階段の傾斜はゆるやか。「傾斜をできるだけ劇中に近づけるには、ある程度高さも必要。なるべく高めの位置から撮影するのが良いのではないでしょうか。階段と石垣の境界線のラインをまず固めると、 アングルが安定してくると思います(フォトグラファー・鈴木克典氏)」
 そして、カメラを向ける向きはほぼ東になるので、 劇中の美しく降り注ぐ光のようすを捉えるなら、晴れの日で9〜11時頃がベストタイミング。劇中の季節感にも注意をしたいところだ。

写真を拡大 神社という場所柄もあるので、三脚などは遠慮したい。
写真を拡大 こちらの鳥居が目印。なお、早朝、深夜の訪問 は周りの住民のみなさんの迷惑になるので絶対にNG!

旅の時間が余ったら、こんな観光もオススメ

 
写真を拡大 浴衣や着物で散策するとより情緒が味わえる。

 飛騨古川は古き良き街並みが残るスポットとしても有名。
 宿や商店などが軒を連ねる弐之町通り、住宅が建ち並び日常の営みを感じる三之町で、飛騨の匠の技が見える家々を見てまわるのもおすすめ。また、瀬戸川と白壁土蔵街のエリアでは、城下町の風情が残る情緒豊かな景観を、「染めと呉服 大洞」で浴衣や着物をレンタル(3240 円〜、要予約)して散策することもできる。

写真を拡大 古い建物が残る街並みでのんびりと過ごすのも良いのでは。

(*この記事はストリートジャック2017年2月号の記事を再編集したものであり、2016年12月取材時の内容となります)