2002年にスタートし、今年で通算10回目の節目を迎える、年に一度のスニーカー総選挙「スニーカー・オブ・ジ・イヤー 2017」。いよいよ大晦日の正午、SNSからの投票を中心に「ユーザーの声をリアルに反映した」ランキングの結果が発表となるのを前に、様々な角度から「2017年のスニーカーシーン」を振り返ってみたい。

今回は、2017年の「スニーカー10大ニュース」。
今年も365日365足の新作モデルを紹介してきた『SNEAKER JACK DAILY』編集部が考える、今年を象徴するスニーカートピックスを発表!

スニーカー・オブ・ジ・イヤー 2017
「スニーカー10大ニュース」

写真を拡大 今年は総合ランキングのほか、2017年デビューモデルを対象とした「新人王」、各ブランドからリリースと一緒に発表されるキービジュアルのNo,1を決める「ビジュアル・オブ・ジ・イヤー=写真」などのタイトルも新設!(投票はすでに終了いたしました)

NEWS 01
エアマックス97とアップテンポ、
原宿の街で突然のブレイク!

写真を拡大 生誕20周年という節目でもあった〈AIR MAX 97〉は8月に怒涛のリリースラッシュも。

 今年の春先から突如、街で着用者が急増した、ナイキの2モデル。まず今風に言えばインスタ映えしまくりな「でかすぎるNIKEロゴ」の〈アップテンポ〉は、'90年代ブームを背景に、足元にアクセントやボリューム感を求める層を中心に大ヒット。一方、これまで90や95の陰に隠れてやや不遇をかこっていた〈エアマックス97〉。こちらは市場に流通する新作数が増えたのも大きいが、「前者ほどのインパクトは抵抗があるが、ちょっと普通と違う一足が欲しい」という一般的なユーザーの好奇心にハマったのが要因か。


NEWS 02
日本の伝統文化を再評価
「藍染」のスニーカーが隠れたブームに!

写真を拡大 PUMAからは、まさにインディゴ染めデニムをアイコンにするアパレルブランド「CLUCT」とのコラボも。
写真を拡大 コラボでは、ナイキと日本発のブランド「ループウィーラー」とのコラボによる藍染モデルも話題に。
写真を拡大 ナイキからはレギュラーでも、「AIZOME iD」と題した〈AIR FORCE 1〉が夏に発売された。
写真を拡大 派生形としては、アシックスタイガーが春に発売した鳥取県の大山友禅染を取り入れたモデルも。

 2017年のスニーカー業界は「和」がブームに。中でも、日本の伝統的な染色方法をアッパーデザインに取り入れた新作が続々と発売され、一大勢力を形成。さらにその中でも最も多く見られたのが「藍染」だ。日本文化に深く根付いた染色方法にそれぞれのブランドが独自のアプローチで挑戦。ナイキ×ループウィーラーでは日本独自の吊り編み機が使われ、一方プーマ×クラクトではスウェードの染色に藍染を取り入れた。藍染以外の染色方法を試みるケースも多々見られ、この傾向は形を変えて2018年も続きそうだ。


NEWS 03
ゼロ年代スニーカーファン、歓喜!
あの“温故知新”が13年ぶりに復活

 
写真を拡大 プロモーションバージョンとして7足のみ製作された幻のスペックをDUNKに採用。

 ゼロ年代のスニーカーシーンにどっぷり浸かったファンには、感涙モノの復活劇。2004年にミタスニーカーズ提案カラーとして誕生し、爆発的なヒットを飛ばした“温故知新”が、その姿をAIR FORCE 1からDUNKに変えて実に13年ぶりの復活。当時、’80、’90、’00年代と3世代のマテリアルの進化過程をアッパー上で表現したコンセプチュアルなプロダクトにファンが熱狂。今年はアトモスによる「エレファント柄」も10年ぶりに復活するなど、人気ショップ提案カラー全盛期のリバイバルが目立つ一年でもあった。


NEWS 04
コンバースの新機軸〈オールスター 100〉が絶好調!
洗練された広告ビジュアルも話題に

写真を拡大 1年を通し展開された、統一感あるコンセプチュアルな広告ビジュアルも、ブランドイメージの向上に貢献(画像はAW)。

 オールスター100年という節目を機に、コンバースが打ち出した「オールスター 100」。高機能カップインソール「REACT」をオーセンティックなオールスターに搭載したことで、履き心地が格段に向上…といった機能面はもちろんのこと、毎月のように連打されたユニークなコンセプトを持った新作群は、ファンを大いに楽しませてくれた。2018年春夏からは新テーマ「旅とコンバース」がスタート。その展開内容が期待される。