いらっしゃいませ。
 大阪のワインショップ「mista」で店長をしている、ソムリエの竹内香奈子と申します。
 明けまして、おめでとうございます。みなさんはどのようなお正月を過ごしましたか? 家族で集まったり、友人や会社の方々との新年会でお寿司を食べる機会が多いのではないでしょうか。
 お寿司とお酒を合わせるとなると日本酒が真っ先に浮かんできますが、ワインとお寿司の相性もなかなかいいものです。
 そこで今回は、お寿司に合うワインの特徴についてご紹介します。
お寿司にワインを合わせる人、増えています!

◆生魚にはワインが合わない?

 よく生魚にワインが合わないと言われていますが、そんなことはないんです! フランスやイタリアでは、昔からマリネやカルパッチョなどにして生魚とワインを合わせていました。
 それに、海外では日本食がブームで、特にお寿司が人気となってワインと合わせて楽しまれています。
 では、日本ではどうなのでしょうか?

◆お寿司を食べながらワインを飲む人が多くなってきている

 最近では、お寿司屋さんでも日本酒のほかにワインリストが置いてあるお店をよく見かけるようになりました。お寿司とワインを合わせる方が多くなってきている証拠かもしれませんね。
 それに、私は飲食店の方によくワインの相談を受け、そのお店のお料理メニューに合うワインをご提案していますが、お寿司屋さんやお蕎麦屋さん、割烹料理屋さんなど和食料理の方からのご相談がここ何年かでさらに増えてきています。嬉しいことです!

◆お寿司とワインを合わせるポイント

 ただ、お寿司といってもネタによって種類はさまざま。レモンやお醤油、塩、タレなどつける調味料によっても味わいが変わってきます。味わいが違えば当然、合わせるワインも変わってきます。
 どのようにお寿司とワインを合わせればよいのでしょうか?
 それは、お寿司の風味とワインの風味を合わせることがポイントとなります。

◆料理とワインの色を合わせる

まず見るべきは、魚介の「色」!

 料理とワインの簡単なペアリングの方法は料理とワインの色を合わせること。お寿司では、ネタの色とワインの色を合わせていきます。
 タイ、ヒラメ、イカなどの白っぽい色のネタには、白ワインを選びましょう。つまり、白身には白ワインとなります。
 マグロ、鰻、穴子など赤っぽいネタには、赤ワインを選びましょう。つまり、赤身には赤ワインとなります。
 甘エビ、サーモン、タコ、中トロ、赤貝、みる貝などピンクっぽいネタには、ロゼワインを選びましょう。つまり、ピンク色や貝類にはロゼワインとなります。

 
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