見た目の格好良さとかネームバリューだけで何万円もかけてアウターを買って、結局すぐに流行遅れになって、ヤフオクでも大した値がつかなくて、忘れた頃にはカビが生えて...。そんなことになっちゃうよりは、ちゃんと吟味して「買う意味のあるもの」を買いたいと思う。手の届く範囲で、値段に見合う価値があるかどうか。それが僕らの考える、新しいスタンダードアウターのかたち。
写真を拡大 コート3万9000円/シムススケートスタイル(シムススノーボードジャパンデプト)、タートルネック 4621円/良品計画(無印良品 池袋西武)、パンツ3990円/ニコ アンド(アダストリアカスタマーサー ビス)、バックパック1万4800円/ハーシェルサプライ(キャンバス)、ブーツ3990円/ウィゴー(同)

冬の電車は、意外と暑い。

 家を出るときは寒いからめっちゃ着込むんだけど、駅に着く頃には、結構汗ばんでることが多い。身体がポカポカ、を通り越して、中に着たニットやコートの中がむわっとしてる、あの嫌な感じ。そのうえ、冬の満員電車の中って、サービスがいいのか悪いのか、これでもかってぐらい暖房が効いてるんだよね。「空調どうなってんだよ」って悪態をつくスーツのオジサンの気持ちもわからなくもない。かと言って車内でTシャツ姿になるのもダサいし、我慢するしかないか…って思っていたけど、ある日〈無印良品〉で売ってるタートルネックニットが、首元だけウールじゃないことに気づいてハッとした。

写真を拡大 羽織ったときだけじゃなく、片手にかけているときも様になる色みまで考えて選んでこそ、真の「脱いでもおしゃれ」だと思う。ブルーのニットと相性の良いライトベージュは、もちろん重ね着してもハマる。

 もともと首がチクチクしないようにそこだけコットン地になってるんだけど、それってつまり普通のニットに比べて暖かくなりすぎないってことなんじゃない?早速試してみたら、オッ、なかなか快適。上着も、湿気を逃しやすいパーテックス素材を使った〈シムススケートスタイル〉のコーチジャケットを持っていけば、蒸れすぎないから、 最悪電車に乗って身動きが取れなくて脱げない!なんてときも心強い。もちろん100%汗をかかない、なんて魔法みたいなことはないんだけど、少しはあの嫌な空間もマシにはなるかな。

写真を拡大 内側のフルシームテープで完全防水にもなっているから、例えば電車に乗ってるうちに突然海や山に行きたくなったって全然問題ないわけだ。ちなみにユナイテッド スタジオ アーカイヴとのスペシャルコラボ。