見た目の格好良さとかネームバリューだけで何万円もかけてアウターを買って、結局すぐに流行遅れになって、ヤフオクでも大した値がつかなくて、忘れた頃にはカビが生えて...。そんなことになっちゃうよりは、ちゃんと吟味して「買う意味のあるもの」を買いたいと思う。手の届く範囲で、値段に見合う価値があるかどうか。それが僕らの考える、新しいスタンダードアウターのかたち。
写真を拡大 コート1万9000円/マイセルフ アバハウス(アットシェルタ)、ジャケット9900円/ラコレ、シューズ3900円/ニコ アンド(ともにアダストリアカスタマーサービス)、パンツ3990円/ウィゴー(同)

今日は手ぶらで出かけたい。

 鞄を愛する人には多分に申し訳ない告白をしなければならない。正直、リュックもトートも持ちたくない日がある。いや、持ちたくないというより、ただ手ぶらで、身軽に出かけたいだけなんだけど。できればポケットに、持ち物を全部詰め込んで。しかし、どうして男ってのはポケットに物を入れたがるのだろう。子供の頃は飴玉やビスケット(そういえばそんな歌があった)を入れて遊びに行き、大人になった今もコンビニのお釣りを財布にしまうのが面倒でつい、ポケットに小銭をジャラジャラ。スマホだってそうだ。ジーンズのポケットに突っ込んで普通に歩いてる。

写真を拡大 〈マイセルフ アバハウス〉のステンカラーコートは、長めの丈感にもかかわらず、素材にポリウレタンを使っているので動きやすいのだとか。前面のサイドポケットはもちろん、ライナー側にも内ポケットを完備。

 話が横道に逸れたけど、つまり、ドラえもんの四次元ポケットばりの収納力を誇るアウターがあれば問題は解決するんじゃない?ってことで、見つけてきてもらったのがこのふたつ。まず〈マイセルフ アバハウス〉のコートはタブレットもすっぽり入るぐらいのマチ付きポケットがドンピシャ。驚いたのはまたまた〈ラコレ〉に置いてあったジャケット。内側のポケットに何を入れるか、全部指示が書いてあって、パスポートや財布、スマホはもちろん、ちょっとしたブックが入るパートまである。この二着で、小さいリュック一個ぶんの荷物は楽々入っちゃうかも。

写真を拡大 ストレージ(収納)ジャケットの名の通り、用途に合わせた6種類の内ポケットが特徴。襟釣りにシートベルトで使う素材のテープを使っているから、これだけ荷物を入れても伸びや破れの心配はないらしい。納得。