見た目の格好良さとかネームバリューだけで何万円もかけてアウターを買って、結局すぐに流行遅れになって、ヤフオクでも大した値がつかなくて、忘れた頃にはカビが生えて...。そんなことになっちゃうよりは、ちゃんと吟味して「買う意味のあるもの」を買いたいと思う。手の届く範囲で、値段に見合う価値があるかどうか。それが僕らの考える、新しいスタンダードアウターのかたち。
コート2万8000 円/ザ・ノース・フェイス(ゴ ールドウイン カスタマーサービスセンター)、ジャケット 7900 円/センスオブプレイス(同・バイ アーバンリサーチ キュープラザ 原宿店)、ロンT4500 円/ニコ アンド(アダストリアカスタマーサービス )、ジーンズ 9000 円/エドウイン(ライトオン)

傘のない日に限って。

 忘れっぽい方じゃないんだけど、「傘、持ってくればよかった…」なんて後悔を年に数回はしている気がする。めちゃくちゃ晴れてたと思って家を出ても、ゲリラ豪雨になったりするから、油断がならない。というわけでその回数分、僕の玄関にはビニール傘が増えていたんだけど、〈ザ・ノース・フェイス〉の防水コートを羽織るようになってからはそんなことも随分減った。機能は耐水性も防水性もバッチリ備えた本格派なのに、そうは見えないモッズコートっぽいディテールやゆったりとしたシルエットが気に入って買ったんだけど、これが掘り出し物。収納可能なフードをかぶってもいいし、今日みたいにさっと頭から羽織って雨避けにしてもいいし。それでいてレインコートじゃなく、ちゃんと普段着でもおしゃれだから、突然の雨も怖くないってわけ。あとめちゃくちゃ薄手で軽い(280g!)から、使わないときは、手のひらサイズのパッカブルにもなる。折り畳み傘すらいらないよね。

他にも、腰ポケットの内側のドローコードでウエストの絞り込みができたり、フードはゴムシャーリングで頭にフィットしたり、とにかく身体に優しい設計が満載。これは深みのあるロジングリーンの色合いも洒落ている。