連載「学考」、今回登場するのはラグビーイングランド代表ヘッドコーチ(元日本代表ヘッドコーチ)、エディー・ジョーンズさん。日本社会にも通じる氏に、われわれ一般ビジネスマンへのヒントを聞いた。 〈Q6日本人、日本文化をよく知るジョーンズHCから、日本のビジネスマンへの提言は何かあるでしょうか?〉

ハードワークせよ。「負けてハッピー」でないのならば…

 

――ジョーンズHCはハードワーカーで知られています。休みなく働いているように見えるのですが、コーチに休養は必要ないですか。

ジョーンズ 私はコーチをすることが大好きなんです。働くのが好きなので休みは少なくていいんです。もちろん、人それぞれで休んだ方がいい場合もあるでしょう。

――2013年に、ご病気をされた後は健康に気を遣うようになりましたか?

ジョーンズ 前よりそうですね(苦笑)。睡眠も多く取るようにしていますし、健康に心がけて、食事もヘルシーにしようとしています。お酒の量も減らしました。でも大切なのはその人に合った生活をすることです。私は毎日7時間寝れば十分ですが、10時間必要な人もいるでしょうし、5時間の人もいるでしょう。仕事と休息のバランスが取れていることが重要です。

 ――日本社会では、現在「働き方改革」という話が盛んに言われていますが、結果を出すためには、やはりハードワークは欠かせないでしょうか?

ジョーンズ 目標達成のためには100パーセントやることが必要です。成功したかったらハードワークしなければなりません。努力し続けなければなりません。プロジェクトをゴールへ導くためにはハードワークは必要です。我々も勝ちたいと思ったらそうしないとならいないのです。負けてハッピーと思うのであれば別に構わないのでしょう。それは自分次第ですよ。

 
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