「BEST T!MES」連載30問30答、2018年最初に登場するのは2017年の雪辱を期す千葉ロッテマリーンズの新監督・井口資仁氏。第一線で活躍を続けてきた男はどのようにメンタルをコントロールし、好不調に付き合ってきたのか?
 

■帰ったら映像を確認する

 現役時代のシーズン中は毎日、これをやって過ごすというルーティンがしっかり決まっていました。だから、調子が出ないから、「これをやって気分転換しよう」とか「こんなことをして気分を盛り上げよう」ということは考えなかったですね。逆に調子が良い時も、「この好調が続くように」と何か特別にすることもありませんでした。

 試合が終わったら自宅に戻り、寝る前にその日の自分の打席を映像で振り返る。次に、次の試合で対戦する相手投手の映像を見ながら、配球の傾向だとか、球筋をチェックする。そして、頭の中にイメージを固めて次の日の試合に臨む。

 昔はビデオを使っていましたけど、最近はタブレットですべて確認できるようになったので、かなり便利になりましたね。

 試合で活躍できた日も、逆に結果を残せなかった日も、毎日、その作業の繰り返しです。あえて言えば、その日の結果に対して一喜一憂しないということは心掛けていました。

 もちろんシーズン中に、体調の波は訪れます。そして、それに伴って試合での結果にも良し悪しが現れます。その時、メンタル面で自分を鼓舞しようとはしませんでした。当然、野球の技術の面では、日々、細かな修正を繰り返すという工夫はしましたけれど…。