現役時代一度もレギュラーになれなかった男はなぜ17年もプロ野球の世界で生き残れたのか。落合博満、山本昌、桑田真澄、清原和博、上原浩治ら、一流監督、選手から信頼され続けたのか。

小田幸平の驚くべき「トレーニング」とは?

突然ですが、小田幸平さんのキャッチャーミットの色、覚えていますか?

ジャイアンツ、ドラゴンズとわたりあるいた小田さん。
言い方は失礼なのですが、
「生涯打率1割台、ホームラン2。盗塁0」
「一度もレギュラーになれず最多出場は44試合」

なのに17年もプロ野球界で生き残れた。
年俸3600万円という高い評価をされた年が3年もあります。
なぜだろう? 考えれば考えるほど不思議でした。
山本昌さん、上原浩治さんなどエース級の、勝利を義務付けられたピッチャーに指名されてバッテリーを組んでいました。
でもピッチャーからすれば打てるバッターがひとり減ってしまうのです。
小田さんのすごさは、数字でははかれないところにあるはずだ。
そう考え、お話を伺っていくと……びっくりする考え方、取り組みがたくさんありました。 

特に際立っていたのが「人間関係」を深めることで、自身の実力を補い、ピッチャーの力を最大限に発揮させようとしていたことです。

ということでこの本に書かれているエッセンスは
「人間関係」を戦略的に使えば仕事も、人生もうまくいく!

さて、冒頭のミットの色、答えは「白」です。その色にしたワケをはじめ、

◆不満をぶちまけた時、後ろには落合監督が――
◆井端さんにつかった50:50ルール
◆山本昌さんに「戦力外」を伝える時に考えたこと
◆桑田真澄投手のために変えたキャッチャーミットの色。
◆ボールすら捕れなかった桑田投手の球、それでも認めてくれた一言
◆「人間関係」のために電車で行なっていたトレーニングとは?
◆番長・清原和博は本当に飲み歩いていたのか? 
 「舎弟」とも言われた小田幸平しか知らない、男前な真実。
◆最初は無口だった英智と親友になれるまで
◆後輩? ライバル? 阿部慎之助と親友でいられる理由。
◆坂本勇人を毎朝起こしていたグアム自主トレ

などなど知られざるエピソードを紹介しながら、戦略的「人間関係論」を紹介していきます。プロ野球選手の本とあなどるなかれ。読み終われば心がかるーくなる一冊です!

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著者・小田幸平(おだ・こうへい)
1977年3月15日、兵庫県高砂市生まれ。
兵庫の市川高校卒業後、社会人・三菱重工神戸でプレー。1996年アジア大会で全日本代表入り。1997年のドラフトで読売ジャイアンツから4位指名を受け、プロ入りを果たす。2005年オフ、FA選手の人的補償で中日ドラゴンズに移籍。山本昌の専属キャッチャーとして数々の記録と立ち会うなど、首脳陣から守備力と巧みなリードを高く評価され、ムードメーカーとしてチームを盛り上げる。2015年1月26日に引退を発表。17年間の現役生活にピリオドを打つ。