子どもの頃、一度フィギュアスケートを嫌いになった織田信成さん。自身の経験から学んだ、嫌なこととの向き合い方。

やり続けることは、人生の糧になる

――前回の質問で、はじめはフィギュアスケートが嫌いだったとお聞きしたのですが、当時の将来の夢は何だったんですか?

 小さな頃からフィギュアスケートの練習漬けという特殊な環境で育ったので、将来の夢はサラリーマンになることでした。「普通」の人生に対して、心から憧れていたんです。周りの子たちのように部活をして、恋愛もして、勉強もして……良くも悪くもない会社に就職して、という。やっぱり反動ってあるんですよね。

 ただ、前にお話しした通り骨折でスケートから離れたことで逆にフィギュアスケートが大好きになりました。そしてその何年後にはオリンピックに出させていただき、今もスケートを仕事とすることができています。

 
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