いらっしゃいませ。
 大阪のワインショップ「mista」で店長をしている、ソムリエの竹内香奈子と申します。
 もうすぐ節分ですね。節分といえば豆まきをいちばん最初に思い浮かべましたが、最近では恵方巻きを食べる習慣が定着してきました。
 恵方巻きとは、その年の恵方を向いて食べると縁起がよいとされる太巻き。そこで今回は、恵方巻きのような太巻きに合うワインをご紹介します。
 今年の節分は、ワインと恵方巻きを楽しんでみませんか。

◆2018年の恵方は?

 節分に、恵方に向かって願い事を思いながら丸かじりすると願いが叶うとされる恵方巻き。恵方とは、その年の干支によって決められた最も良い方角です。今年の方角、気になりますよね・・。
 2018年の恵方は南南東
 恵方巻きの食べ方にはいくつかのルールがあります。このルールを守って食べると願いが叶うといわれています。

・恵方巻きは1本丸ごと食べること
 巻き寿司を切らずに1本丸ごと食べるのは、縁を切らないという意味があります。
 一般的には、七福神にちなんで7種類の具材が入っており、福を巻き込むという願いが込められていますので、切らずにそのままいただきましょう。

・願いごとを思いながら無言で食べること
 食べている途中にしゃべると運が逃げてしますので、無言で丸ごと1本食べきります。

◆恵方巻きとワインを合わせるポイントは?

 

 では、願いを叶える恵方巻きの食べ方がわかったところで、今度は恵方巻きとワインを合わせるポイントをみていきましょう。
 料理とワインの簡単なペアリングの方法は「料理とワインの色を合わせる」ことです。お寿司では、ネタの色とワインの色を合わせていくというお話を以前のコラム「お寿司とワインを合わせるにはどこをみる?」で以下のようにご紹介しました。

 タイ、ヒラメ、イカなどの白っぽい色のネタには、白ワイン。白身には白ワインとなります。
 マグロ、鰻、穴子など赤っぽいネタには、赤ワイン。赤身には赤ワインとなります。
 甘エビ、サーモン、タコ、中トロ、赤貝、みる貝などピンクっぽいネタには、ロゼワイン。ピンク色や貝類にはロゼワインとなります。
 
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