バンクーバーオリンピック出場の経験を持つ、織田信成さん。また、現在開催中の平昌オリンピックでは、テレビ朝日系のキャスターとして活躍中。選手としてもキャスターとしてもオリンピックを経験した織田さんが、一番記憶に残っている選手とは?

緊張している気配さえない、心の強さ

 

――今までのオリンピックで出会った、印象に残っている選手は誰でしょう。

 オリンピックに出場するほどの選手ですから、全員と言っても過言ではないかもしれません。その中でも、特にストイックな選手はオーラでわかります。近寄りがたい雰囲気があるんです。目の前に立つだけで圧倒されてしまうような。ただ、フィギュアスケートの日本選手は皆仲が良いので、選手村では結構和気あいあいとしていますけど。

――選手村では、皆さんリラックスしているんですか?

 試合会場ではすごくピリピリしている選手も、選手村では笑顔を見せていますよ。現役時代で特に印象に残っているのが、スノーボード男子ハーフパイプのショーン・ホワイト選手ですね。世界トップの実力を持つ偉大な選手ですが、選手村では終始イエェーイ!って感じで、異様にテンションが高いんです(笑)。いくら選手村ではリラックスしている選手が多いといっても、ある程度の緊張感は持っているものですが、ホワイト選手はまるでその気配さえないんです。オリンピックを心から楽しんでいる感じでした。正直、その強心さは羨ましかったですね(笑)。しかも、そんなラフな感じなのにぶっちぎりで金メダルとっちゃうんですから。

 

――ホワイト選手は例外かもしれませんが(笑)、良い結果が残せそうな選手かどうかは雰囲気でわかるものですか?

 絶対ではありませんが、良いコンディションの選手を見ると、自信がオーラになって出ていると思います。スポーツは一発勝負です。いざ本番を迎えると思い通りにいくことなどほとんどありませんが、練習をしっかりと積み重ねていると、それが自信となって支えてくれます。

〈明日の質問は……Q16.「 フィギュアスケートの日本選手たちは、皆仲が良さそうですね。」です。〉