時に指導者として、時にオリンピックキャスターとして、現役選手との交流も深い織田信成選手。日本選手たちの裏側を語る。

勝った時はともに喜び、負けた時はともに悲しむ

――フィギュアスケートの日本人選手たちは、男女問わず皆仲が良さそうですね。

 仲良いですよ。勝ち負けがある世界ではありますが、皆それにとらわれずに親交を深めています。勝っても不遜な態度をとる選手なんていないですし、負けた方に嫉妬心を表に出すこともありません。もちろん、結果がすべての世界ですからそれぞれ腹に秘めたものはあるでしょうが、みんな小さい頃から一緒にやってきたこともあって、お互いライバルであり良き友でもあるんです。バンクーバーオリンピックの時も、女子選手を応援しに男子選手みんなで頬に日の丸を描いていきましたし。

――織田さんは、その中でムードメーカーといったところですか?

 ムードメーカーというより、騒ぎすぎてうるさいとよく怒られています(笑)。控え室などで喋り過ぎた時は、本気のトーンで注意されることがあります。以前ロシアでの大会の時に、控え室で僕と村上佳菜子とで盛り上がりすぎてしまって、小塚崇彦に「お願いだから静かにしてくれ」と目も合わせずに注意されました(笑)

 

――ストレートに言える関係だからこそ、とも言えますよね(笑)

 まぁ、よく言えば(笑)。だから、誰かが勝った時はみんなで喜びますし、負けた時はみんなで励ますんです。でも、決して甘えた関係ではないんですよ。ちゃんと切磋琢磨し合っているんです。程よい緊張感は必要ですけど、ギクシャクするのは嫌じゃないですか。

――そんな中において、織田さんの明るいキャラは重要な気がします。

 自分の中では、それなりに悩みとかもあるんですけどね。イマイチ伝わっていないようで(笑)。まぁ、それでみんなが楽しんでくれるのなら、OKです!

〈明日の質問は……Q17 .「織田さんのように愛されキャラになるには、どうすれば良いですか?」です。〉