第三部 第三十七章
道は常に無為にして
而も為さざるは無し

★地球に優しい生き方

 暦は立春、厳寒の中、水仙や梅などが咲きはじめ、時折吹く風が運んでくれる太陽の暖かさに春を感じてほっと心が和みます。さあ、今月は『老子』第三十七章に説かれた「道は常に無為にして、而も為さざるは無し」に学びましょう。天地自然の道は、無為自然であるにもかかわらず、結果としてすべてを動かしてしまう力を持っているというのです。私達人間の行き過ぎた欲望の追求によって汚してしまった地球環境を目の前にして、もっと「無為自然」を学び、柔軟な思考を取り戻し、地球にやさしい生き方をしてゆくことが、これから長くこの地球に住ませてもらうためには、大切な事なのです。