首相や大臣をはじめとするVIPをアテンドしてきた吉田正美氏による、ビジネスレッスン!
800人の成功者たちの共通項から導き出された常に選ばれ、頼られる存在になるためのメソッドを、著書である『「ぜひとも、あなたに」とお願いされる ハイクラスな人の気配りの習慣』からお伝えします。

■最初にお金をかけるべきは、「靴」と「ベルト」

 初めてのクライアントとの打ち合わせや面接。自分をプレゼンするにあたって、見た目の清潔さは大事です。人がまず好感を持つのは、爽やかな清潔感です。

「自分プレゼン」は清潔感から始まります。まずは、相手に不快感を与えないこと。

 クールビズでネクタイをしない風潮になりましたが、その分、白いシャツに汚れやシワがあると余計に目立ちます。毎日パリッとアイロンをかけましょう。

 名刺交換の際には、爪もよく見られているもの。伸びた爪に垢や汚れがたまっていることのないよう、気をつけましょう。男性でも、お金を出して爪を磨く方もいるくらいです。

 女性はとくに清潔感に敏感。生理的に「嫌だ」と感じられてしまったら、どれだけ立派な人であろうと、お金持ちであろうと、肩書きがあろうと、関係ありません。

 私は面接や婚活の指導をすることが多いのですが、面接もお見合いと同じで、入った瞬間の印象が大事だと伝えています。まずは、選ばれる人材になることが大切です。
 見た目の清潔感を意識し、さらにTPOに合った服装を身につけることを心がけましょう。

 

 よく見かけるのが、スーツ姿に3ウェイ仕様の「リュックもどき」を背負っている人です。毎日「リュックもどき」を背負っていては、スーツの肩のラインをつぶしてしまいます。床にじかに置いているのか、カバンの四隅がめくれ、取っ手がほつれていることも。このような清潔感のない服装は、ハイクラスの人にふさわしくありません。

 

 最初にお金をかけるべきは、「靴」と「ベルト」です。ホテルマンはまず、ゲストの靴をチェックします。
 また、くるぶしソックスで肌が見えていたり、スポーツウォッチをしている方も見かけます。いずれもスーツにはNG。心は少年でも、立ち姿は紳士でいましょう。

 靴、ベルト、バッグの色をそろえると、お洒落感が出ます。まずは、お手本にしたい人の身だしなみとおしゃれのコーディネイトをチェックすることを心がけてください。

 ちなみに、スーツの着こなしが上手だな、と思うのは小泉進次郎氏。自分に似合うカラーを知っていると、私の友人のカラーコーディネーターが話していました。麻生太郎氏も、紳士のお洒落マスターですね。

 また、テレビ番組での司会者としての服装にも注目してみてください。
番組の顔でありながら、ゲストを引き立たせるという脇役のスタンス。この二つの役割を演出する配慮が、スーツの選び方に現れています。

 加藤浩次氏に象徴されるように、お笑い芸人から司会者に格上げされた芸能人の方は、どんなイメージを作るために、どんなスーツの着こなしでいるのかに着目すると、また違う視点でのテレビの楽しみ方が増えますね。

『「ぜひとも、あなたに」とお願いされる ハイクラスな人の気配りの習慣』より抜粋)