2011年5月31日に初の日本武道館公演を成功させてトップアーティストしての地位を確立したコーラスグループDEEP。2015年12月にavex から Sony Musicへ移籍。移籍第1弾シングル「MAYDAY」のリリースから約2年、NYでの武者修行を経てシングル「SING」をリリースする。彼らに今回のシングルについての思いを訊き、2018年の抱負も語ってもらった。
 

「本当に刺激になった9ヶ月間だったと思います。NYで経験したことを活かして、LDHでも冒険していけるグループになっていきたいと思いました」

ーー2016年3月16日に移籍第1弾シングル「MAYDAY」をリリースしましたが、そこで得られた反響をどのように実感していますか?

TAKA「レコード会社を移籍したタイミングでもあったので、今までとは違ったDEEPを表現しようと制作したシングルでした。DEEPと言えばバラードのイメージが強かったと思うんですけど、アップテンポな「MAYDAY」を表題曲としてリリースできたのは、僕らにとっても新鮮でした」

KEISEI「よりクリエイティヴなアプローチにチャレンジできた作品であり、同時にここから表現やエンタテインメントの幅を広げていこうとした作品でもありました。ただ、その後NYへ行くことになり、結果的に今回約2年ぶりのリリースとなりました」

ーー移籍第1弾シングルのリリースから約2年が経ちましたが、その間はどのような活動をしていたのでしょうか?

YUICHIRO「TAKAとKEISEIと僕は、武者修行のためNYへ行っていました。語学学校に通いながらEXPG NYCで歌やダンスのレッスンを受けて、夜は生バンドをバックに飛び入りで歌わせていただいたり、教会でゴスペルを歌わせていただいたりしていました。最終的には、自分たちのワンマン・ライヴを仲間たちのサポートを受けて実現させることができたんですけど、本当に刺激になった9ヶ月間だったと思います。NYで経験したことを活かして、LDHでも冒険していけるグループになっていきたいと思いました」

RYO「僕は諸事情あってNYには行けなかったので、日本でボイトレやダンス・レッスンなど次の動きに備えてボトムアップしていく時期として活動していました。NYへ行けなかったことは今でも悔しいですけど、腐らずに自分と歌に向き合えたことはこれからの糧になる時間だったと思います」

ーーそのような時間を経て、移籍第2弾シングル「SING」はどのような想いで制作をスタートさせたのでしょうか?

TAKA「前作をリリースしてから漠然と次作へのイメージはあったんですけど、NYでも何曲か制作したり得るものが多い時期だったので、あれもやりたいこれもやりたいという状態でした(笑)。試行錯誤する時間はたっぷりとあったので、みんなで考えた結果、結成10周年のタイミングでリリースする作品にふさわしく原点回帰をテーマに掲げました。もう一度自分たちらしさとは何かを見つめ直して、DEEPの芯にあるものは何なのか、いろいろと考えました。NYでの経験を活かして、コーラス・グループとしてブラックなこともやってみたいという想いもありましたが、今回は10年間の集大成となるシングルを作るという想いで制作をスタートさせました」

ーーその表題曲「SING」の歌詞は、どのように制作していったのでしょうか?

YUICHIRO「歌詞はTAKA主導で書いたんですけど、メンバーそれぞれの想いがしっかり込められています。10年という時の流れって、やっぱり早いなぁと思うんですよね。恩返しできていない後悔の気持ちも正直ありますが、それでも僕は歌うことしかできないので、歌で今の想いを届けるための歌詞を考えていきました」

TAKA「僕が中心になって書いた歌詞ではあるんですけど、かなりみんなに相談しました」

YUICHIRO「何回もやり取りしたからね」

 
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