特集「2040年のモノ」。未来を考える前に、まずは現在地。半径5メートルからわたしたちにとって大事なモノを考えてみる。BEST T!MES編集部が30代~40代男女500人にアンケート。今の「生活必需品」について名前をあげてもらった〈問・普段の生活で「これがないと1日(1週間、1ヶ月)困る!」というものは何ですか?〉。結果は以下の通り。

①「携帯電話」

 

 500人中、186人が回答したのが、「携帯電話」だ。

「携帯電話」は「スマホ」と置き換えてみると納得度が高いのではないだろうか。

 2018年の日本。街行く人を見れば、誰しもスマホを手に歩いている。電車に乗っても、みんな小さい画面を覗きこんでいる。SNS、ユーチューブ…家でもスマホの出番だ。

 近年スマホは一気に身近なものになった。iPhoneを初めとした、高性能機種が続々と登場。また「格安スマホ」など、低料金で利用できるものも増え選択肢が広がっている。スマホの爆発的普及は総務省が行った調査でも明らかになっていて、個人のスマートフォン保有率は2011年に14.6%だったが、2016年には56.8%。5年間で約4倍にも上昇している。

 スマホの台頭は「携帯電話」を生活必需品たらしめた。ガラケー時代は、単なる電話・メールのための道具だった。しかし今は違う。それがTV代わりになるし、決済ができる財布にもなるし、高性能のカメラにもなる、そして時には本になったりもする。

②「パソコン」

 次点は「パソコン」。500人中67人が名前をあげた。言うまでもなく、インターネットやメールをする上で必要不可欠な道具だ。ビジネスシーンでも必須で、会社でも従業員一人一人にパソコンが与えられているのが普通である。家庭でも、日常的な調べ物をする上で欠かせない。

「パソコン」と回答した人は、男女別の割合で見ると男性が73%と多くなっていた。これは、男性がビジネスシーンで利用する場面が多いからと推察される。少し極端ではあるが、営業マンがノートパソコンを広げながら電話をする光景は皆さんにもお馴染みだろう。反対に女性にとっては、パソコンは少し重量のハードルがあるかもしれない。デザインも無骨だ。

 さて、今回のアンケートでは2位につけたが、編集部は今後パソコンは「なくてはならないモノ」ではなくなると予想する。

 事実、総務省が調査をしているパソコンの世帯保有率は2009年をピークとして、年々微減している。反対にスマートフォンは上昇を続け、両者の差はほぼゼロになっている。パソコン⇒スマホへの流れは今後ますます加速していくだろう。

 
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