「BEST T!MES」連載30問30答、3月は宇野常寛さんを特集! 自ら企画ユニット『PLANETS』を主宰、近年はメディアでの活躍も増える中、評論家として最新作『母性のディストピア』が大ヒット中。多彩な活動を続ける彼の「素顔」に30の質問で迫ります。

自分で読みたい記事は、自分で作る

 

 僕は意外と朝型なので、作業は午前中にしっかりやっていますね。とにかく、夜はぐっすり寝て、一番元気な時間帯に一気にやっちゃう。作業時間は日によって変わりますが、2時間から4時間くらい。執筆は、自宅で書くか近所のカフェで書いています。事務所も構えていますが、そこではあんまり書き仕事はやらないですね。「執筆時に必ず飲んでいるもの」といったこだわりは特にありません。

 書くことは、昔から好きは好きでした。中学生の時とかは、学校や塾の先生を茶化すようなショートストーリーを紙に書いて授業中にまわし、みんなをクスクス笑わせたりもしていました。そういったメモって普通は一言だけだったりしますが、僕はちょっとしたショートストーリーを書いていましたね。

  とはいっても、疲れているときなどは「今日は書きたくない」という思うこともあります。あと、内容的に詰まっている時もやはり構想から考えないといけない。そういった時は開き直ってひたすらインプットしていますね。

 

 自分が主著となる場合は、専門分野についての主な著作主著を読んでインプットしています。参考資料とかも徹底的に読み込みますね。僕は扱っているジャンルや語っているジャンルがすごく広いのですが、主なインプット元は僕が10年間、自ら手がけてやっているPLANETSですね。

 僕はある時期から自分が読みたい記事は、他人の仕事に文句言っていないで自分がスタッフを雇って、取材先に謝礼を払って、自分で作っていく。そうやって10年間作り続けてきていると、自然とネタも集まってくるんです。なので、毎朝ニュースをチェックすることもしませんし、新聞もとったことがない。テレビニュースも一切見ません。まあ、友人のFacebookをたまに参考にしたりすることはありますけどね。

〈明日の質問は…… Q12.「自分でメディアを立ち上げようと思ったきっかけは?」です。〉