「BEST T!MES」連載30問30答、3月は宇野常寛さんを特集! 自ら企画ユニット『PLANETS』を主宰、近年はメディアでの活躍も増える中、評論家として最新作『母性のディストピア』が大ヒット中。多彩な活動を続ける彼の「素顔」に30の質問で迫ります。

前者は資産運用。後者は業界の飲み会に顔を出すこと。

 

 う~ん、資産運用ですかね……。これまでは銀行口座へ適当に預金を突っ込んでいるだけでした。もし、昔からきちんと運用していたら、今後の人生がもっとセーフティーになったかなとは今でも思いますね。会社の経営も多少は楽になったでしょうし。そういったことに加えて、投資の経験を積むことで勉強にもなったり、知識も増えたでしょうし。 

 

 ただ、そうやって「やっておけばよかった」と思う一方で、どうしても興味がわかなかったのもあるんですよ。最近流行りの仮想通貨に関しても、興味がないわけじゃない。むしろ、社会にどんな影響をもたらすのか、どんな変化を起こすのかという視点では気になりますが、あんまり乗り気にならないのも事実です。じゃあ今からやるのかといえば、忙しくて手が回らないですしね。こうやって、「資産運用は積極的にやった方がいいんだろうなあ」とぼんやりと思いつつ、毎日が過ぎていっている感じですね。

 反対に、「やらないほうがよかった」と思うのは、業界の飲み会に顔を出すこと。この業界の人たちは、酒の席で業界っぽい話をして、大した仕事もしてないのにグチグチ言うようなヤツが多いんですよ。そして、そういうヤツらがこの世界を凄くつまらなくしている。呼ばれたら昔は我慢して飲み会に出ていましたけど、もう無理してまで行くことはやめました。得るものが、あまりにも何もなかったので。

〈明日の質問は…… Q26.「著作のテーマは毎回、どうやって決めているのですか?」です。〉