2018年2月22日にデビューした京王電鉄初の有料座席指定列車「京王ライナー」。運転開始後、およそ1ヶ月経ち、そろそろ落ちついてきたようなので、体験乗車してみることにした。

新宿駅で発車を待つ京王ライナー

 春になって日が暮れるのも少々遅くなってきたこともあり、土休日の17時発なら車窓が楽しめそうだというのも乗りたくなった大きな理由である。それほど混んではいないとはいうものの、座席は早めに押さえた方がよい。それと、駅での券売機だと席の位置が選べないので、ハズレ席を避けるためもあって、席が決められるネット予約を選んだ。

京王ライナー案内板

 タブレットで無料の会員登録を済ませ、京王チケットレスサービスのページから座席表を見てみる。ドアとドアの間にはクロスシートが3列並んでいるので、真ん中の2列目進行方向左の窓側A席を選ぶ。ドアのすぐ後ろの列は車窓が楽しめないし、3列目も窓からやや遠い。必然的に2列目となった。1両につき2~3人の予約しか入っていなかったので楽勝だった。鉄道ファンの中には紙の乗車券にこだわる人も多いけれど、席が選べないのならチケットレスの方がよい。

京王ライナー専用券売機

 早めに新宿駅に到着。発車時刻の20分程前になると、京王ライナー専用券売機の前は数人の列ができ、次々と指定券を買い求めていた。直前になって乗ろうとする人が多いようである。
 16時43分発の準特急橋本行きが2番線から発車すると、そのあとに待望の京王ライナーの車両がミュージックホーンを高らかに何度も鳴らしながらホームに入ってきた。真新しい車両とともに駅構内にいる人々が一斉に注目する。
 人込みをかき分け、さっそく車内に入る。京王線には、もう40年近くお世話になっているけれど、クロスシートの車両に乗るのは初めてのこと。夢のようであると言ったら大袈裟だろうか。

京王ライナー車内
次のページ 車内で流れるオリジナルのクラシック曲