■3路線が交差する「永田町」駅

おすすめの東京メトロ3駅。最終回は、有楽町線・半蔵門線・南北線が行き交う永田町駅。

永田町駅の入口。地上では目立たない (写真:筆者撮影)

 永田町駅は、純粋な東京メトロだけの駅である。1974年10月30日に、有楽町線池袋駅~銀座一丁目駅間の開業と同時に駅ができた。1979年9月21日には半蔵門線の永田町駅ができ、それと同時に銀座線や丸ノ内線の赤坂見附駅とつながることになった。1997年9月30日には南北線の駅ができる。これにより、永田町駅だけで3路線、赤坂見附駅を含めると5路線の結節点となった。

 永田町駅は、有楽町線のホームの端と、半蔵門線のホームの端がつながっているような駅の構造であり、さらにそこに南北線が加わるといった構造になっている。そのため、広い範囲に出口がちらばっており、有楽町線の出口から国立国会図書館に行けるかと思えば、半蔵門線の出口を出ると赤坂見附のビックカメラが近くにあったり、南北線の出口からはヤフージャパンの本社のある東京ガーデンテラス紀尾井町に直結していたりもする。

 もちろん、永田町といえば政界のことも指す。自民党本部や民進党本部、立憲民主党本部に近く、田中角栄の個人事務所が置かれていた砂防会館(2016年3月に閉鎖)もこの駅が最寄り駅である。

 地下にさまざまな路線が入り組んでいるため、地上から見ると存在が気にならないようにも思えるが、地下にはたいへん大きな駅がある。

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