「18~22歳男子」というストリートジャックの読者ターゲットにちなんで、俳優やモデル、アイドルなど、さまざまな方に自身の“18歳から22歳”を振り返ってもらうシリーズ企画
『1819202122〜My 5 years talk』。
第2回は、ドラマや映画、舞台と幅広い活躍を続ける実力派俳優・溝端淳平さんが登場! 17歳で芸能界デビューして、現在28歳。激動の中で過ごした5年間の、今だから語れる真実に迫る。
今回は、彼が「19歳」だった2008〜2009年。俳優としてのキャリアを着実に積んでいく。

母親には「もしかしたら実家に帰るかも」と…

 19歳になった2008年、溝端淳平は、ドラマ『ハチワンダイバー』で初主演を果たす。『DIVE!!』では映画初出演ながら主役を務め、年末には映画『赤い糸』に出演。出演した作品を見ていると、順風満帆な一年に映るが……。

 

ーーこの年は『ハチワンダイバー』や『赤い糸』などの人気作に出演され、まさに順風満帆です。

溝端 実は2008年の1月から2月の間は、仕事が全然なくて。この時期は「早く仕事がしたい」と思っていました。

ーー19歳といえば大学進学で上京する人も多いです。ドラマの撮影でバタバタだった18歳のときには気にならなかったとのことですが、時間があるとふとしたタイミングで寂しさを感じることはなかったですか?

溝端 上京するときにはたしかに少し寂しさもありましたが、俳優は自分が本当にやりたいと思う職業だったので迷いもなかったです。

 そもそも、ホームシックになることは悪くないと思うんですよ。故郷や家族が自分にとって大きな存在だったとわかりますから。う~ん、本当にホームシックになるくらいだったら帰っちゃってもいいと思いますね。自分の夢と地元と、本気で天秤にかけた時にどっちを取るかという話ですね。

 まあ、人間何とかなると思いますけどね。ホームシックで辛いと思っていても、それ以上辛くなることってほぼない。数カ月続けていれば慣れてきますから。それに、一度は親と住まない時期があった方がいいと思います。離れてみることで、実家や両親のありがたみを感じますし、客観的に見ることができる部分もあるので。

ーーなるほど。では、少し時間に余裕ができたこの時期は何をされていたんですか?

溝端 事務所の社長に言われて、毎日のように読書感想文を書いていました。川端康成の『雪国』やニーチェの作品など難しい本を読んでいましたね。

 この頃はドラマで主演をやりたいと思っていました。言霊じゃないですけど、そうやって思っていたこの時期に、『ハチワンダイバー』と『赤い糸』の出演がありがたいことに決まりまして。

 こうやって見ると、順風満帆かと思われるかもしれませんが、『赤い糸』では監督がかなり厳しい方で、ボロカスに言われました。同じシーンで30テイクもNG を出し、撮影の時間が押すことは日常茶飯事。主役なのにみんなに謝って帰るような状況ですし、「キャスティングミスだった」とも言われました。この作品が終わったらもう和歌山に帰るんだと思っていましたね。

ーーそれは自らの意志で帰るというよりも…。

溝端 僕は俳優をやり続けたいですけど、本当にクビになると思っていたんですよ。母親に「もう少ししたら実家に帰るかも」と伝えました。こんな連絡をしたのはこのときが始めてでしたね。

ーーそれでも『赤い糸』はドラマと映画ともに大ヒット。高評価を得ています。

溝端 ドラマもですし、特に映画はものすごく評価してもらえましたね。周囲の評判はガラッと変わり、周りの大人たちからも「デビュー当時のディカプリオを彷彿とさせるね」なんて言われましたね(笑)。

 

次回は「20歳」の溝端淳平さんに迫ります。

 

 

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