「18~22歳男子」というストリートジャックの読者ターゲットにちなんで、俳優やモデル、アイドルなど、さまざまな方に自身の“18歳から22歳”を振り返ってもらうシリーズ企画
『1819202122〜My 5 years talk』。
第2回は、ドラマや映画、舞台と幅広い活躍を続ける実力派俳優・溝端淳平さんが登場! 17歳で芸能界デビューして、現在28歳。激動の中で過ごした5年間の、今だから語れる真実に迫る。
「22歳」になった溝端淳平。その時、彼の俳優人生を変えたターニングポイントがーー。

故・蜷川幸雄さんとの出会いがターニングポイントに

 22歳の1年間はそれまでの5年間の集大成のごとく、ドラマへの出演が相次いだ。なかでも、彼の代表作の一つとも言える実写版ドラマ『名探偵コナン』における工藤新一役はハマリ役となり、スペシャルからレギュラー化も果たす。そして、彼にとって俳優としてのさらなるターニングポイントが訪れる。

 

ーー世間的には、大学を卒業する年です。周りの人との接し方に変化はありましたか?

溝端 僕は一足先に働き始めたこともあって、例えば地元の友達とも仕事の話なんかではどこか噛み合わない部分もあったんです。でも、社会人になってやっと仕事の話ができるようになった感じがしますね。まだ22歳だと同世代の人との距離が少し遠かったかもしれませんが、その後くらいからお互いの仕事の大変さをリスペクトし合えるようになりますね。

 車の免許を取ったのも22歳でした。都内以外にも出かけることも増えて、行動範囲はだいぶ広がりましたね。いろいろと考え事が溜まってくるとドライブに出かけたりもしましたね。よく行ったのは、目の前に東京湾が広がる公園ですね。

ーー演技の面ではどうでしたか?

溝端 実は、18歳から22歳までの5年間で、僕自身は大して変わっていないと思うんですよ。いただいた仕事を精一杯やり続ける生活がデビューからずっと続いてきた感じです。ほんと、バーっと駆け抜けていった印象ですね。ターニングポイントは、実は23歳なんですよ。

ーー23歳のときに何があったんですか?

溝端 演出家の蜷川幸雄さんと出会いました。それはもう「ヘタクソ、おまえなんかやめちまえ!」とボロカスに言われる日々でしたね。

 相当へこみましたが、大きな気付きがあったんです。自分は、これまで大きなドラマにいい役で出させてもらってきて、大きい流れに乗せてもらっていたわけですが、そこから引きずり降ろしてもらえて。「お前は何もないのに乗っているんだぞ」ということを教えてくれた方でした。

ーー溝端さんはいつもポジティブなイメージがありますが、ボロカスに言われたときはどのような心境でしたか?

溝端 一度は自信をなくしましたし、辛い部分もありました。でも、この世界でちゃんと繋がるようなものが見つかったような気がしたんですよね。それまでは、自分は上辺だけの人間だと思っていましたし、周りの人間も上辺だけの付き合いだなと思っている部分がありました。でも、蜷川さんが呼吸器をつけてまで車いすで稽古に来てくださり、芝居に対して本当に命がけで取り組む姿を見たんです。

 もちろん、デビュー当初からお芝居は好きでした。でも、最初からいきなり結果ばかりを求められる作品ばかりで、ありがたい反面、やはり苦しい部分もあった。でも、そのときから感情や思いを表現するという、本来のお芝居ができるようになってきたのかなと思います。そういう意味でも、僕の俳優人生のなかでは23歳が大きなターニングポイントだったかなと思います。

 って、思いっきり23歳のときの話をしましたが、こんな感じでも大丈夫ですか?(笑)

 

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