はまっている「ズーン」系の本

――読書家だとお聞きしました。

いやいや読書家というほどではないです。

ただシーズン中はつねに持っていますね。飛行機での移動が多いですから、そのなかですることは寝るか本を読むか、かな。

――だいたいどのくらいのペースで読まれるんですか?

どうだろう。量はあまり考えたことがないですけど、オフになれば三日で一冊くらいは読んでいますかね。キャンプ中であれば、午後から時間があるので、プールサイドで寝ながら本を読んだりしています。

――本のどういったところが好きなんでしょうか?

なんなんですかね。時間を忘れて、本の世界に集中できるのがいいのかもしれませんね。特にオフに読むときなんかは、野球のことを忘れることができる時間になるというか。

あとはなんとなく気になって手に取ったり、人からおすすめだよ、って言われて渡されたりして、パラパラ数ページめくると、もう「どうなるんだろう? どうなるんだろう」って最後が気になっちゃってどんどん読んでしまうんですよね(笑)。

――ということは小説が多いのですか?

多いですね。というよりほとんど東野圭吾さんの作品かも(笑)。

――ははは。なぜ、東野圭吾さんが?

東野圭吾さんの本は、本当に続きが気になって読み続けてしまいますね。いまは昔の作品を友人から借りたので読んでいるんですけど、新しい作品に関してはほとんど読みましたね。最近、読み終えたものは、『流星の絆』『天空の蜂』『宿命』あたりですかね。

読み終わると、結構な確率で「ズーン」ってなるんですけど、それでも読んでしまうのが東野圭吾さんの本のすごさですね。

――「ズーン」?

「ああ、こんな終わり方になってしまった……」「家族ってなんだろう……」っていうような……気持ちが「ズーン」ですね(笑)。意外に落ち込んだりしてますよ。やっぱり身内同士の殺人事件とか、切ないですよね。東野さんは「ズーン」系多くないですか? 

――東野さんの本を相当読み込まれていて、とてもお好きなことが分かりました(笑)。

はははは。

「ズーン」系以外にも読みますよ。僕はほとんどアメリカにいるのでテレビドラマを見るチャンスがあまりなくはやっていたことを知らなかったんですけど、池井戸潤さん。『俺たち花のバブル組」も良かったですよね。こちらは本を読んで「すっきり」すると言うか。

宮部みゆきさんの本も好きですし、この間読んだ『白砂』(鏑木蓮)も良かったかな。あと野球関係では野村克也さんの本もよく読んでいますね。

――では、上原さんおすすめの3冊をあげるとすればなんでしょうか?

おすすめ……まず、ひとつは東野圭吾さんの『魔球』ですね。『白夜行』『幻夜』……あと『ラプラスの魔女』も面白いですよ。ズーン系の東野さんばっかりになっちゃうな(笑)。

上原浩治さんおすすめ書籍

『魔球』(東野圭吾)
『白夜行』(東野圭吾)
『幻夜』(東野圭吾)
『ラプラスの魔女』(東野圭吾)
『俺たち花のバブル組』(池井戸潤)
『白砂』(鏑木蓮)
『野村ノート』(野村克也)


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