前回は温度帯別の美味しい日本酒のタイプについてレクチャーしてくれた、
トータル飲料コンサルタントの友田晶子さん。今回は自宅で本格的な燗酒を
楽しむための、正しいお燗の付け方をご紹介する。

正しい「お燗の付け方」講座
絶対NGなのは…◯◯◯!

 












1 強火で温めたお湯でお燗
◯:まろやかで柔らかい風味がより広がる

沸騰直前の湯でお燗。香りはあまり立たないがお酒の味が引き立ち、旨味が膨らんで美味しさを感じる。甘口向きで、沸騰した湯に火を止めてから入れるのも有効だ。

2 沸騰したお湯でお燗
◯:キレがあり後味さっぱり。昔ながらの日本酒の味
今回の中で、思いのほか一番美味しさを感じる。きりっと引き締まって旨味が引き出され、後味の切れが良い。好みで湯に入れる時間を調整したい。辛口向き。

3 鍋に入れて直火でお燗

アルコールが飛んで、味も香りも楽しめない お酒の味が飛んでしまって酸味が強くなり、料理酒のような印象。沸騰はもちろんNGだが、適温を見つけて、火を止めるタイミングも難しくおすすめできない方法だ。

4 電子レンジでお燗

熱いけど、すぐ冷める。手軽さは抜群だが… 「熱い!」といった印象をまず受ける。ピリピリしたような舌ざわりで、刺激のある味わい。まろやかさは感じられない。冷めるのが早く、味わうタイミングが難しい。


家で付けるお燗はこの3ステップで完璧
①鍋を火にかけ約65℃に温める。指を入れて、耐えられる温度が目安。
②とろ火にして、お酒を入れた容器や徳利を入れる。容器はちろりでもでき 
 る。酒の量は、お湯より低い高さに。
③約3分経ったら味見。ここから好みの温度に調整する。