本連載の質問で、ドラマ『リーガル・ハイ』の主人公・古美門研介の苗字は、実際に会った人から取った……という話をしてくれた脚本家の古沢良太さん。では、現在フジテレビの月9枠で放送中の『コンフィデンスマンJP』の登場人物の個性的な名前は、どのようにして決まったのだろうか。
 
 

――『コンフィデンスマンJP』で長澤まさみさん、東出昌大さん、小日向文世さんが演じるキャラクターは、それぞれ「ダー子」、「ボクちゃん」、「リチャード」と個性的な名前が付いていますよね。どのようにして名前をつけたのでしょうか。

 

 今回のドラマでは、「ちゃんとした名前じゃなくて、愛称なのか何なのか分からないような名前にしたい」と思っていました。特にボクちゃんは、最初の段階から決めていた名前でしたね。ダー子については、最初のプロットではキング、クイーン、ジャックのクイーンのイメージで「姫」と書いていて。リチャードも最初は「おじじ」でしたね。

――その2人の名前が変わった理由は何だったんでしょうか。

 いろいろあったんですが、姫は長澤さんをイメージしながら「もっと面白い名前ないかなぁ」と考えて、何となくダー子になりました。リチャードは、ぜんぜん別のキャラクターに使う予定の名前だったんですが、そのキャラクターがいなくなっちゃって。それで小日向さんのキャラクターに使うことにしました。「小日向さんがやってくれるなら、リチャードって名前だと面白いな」と思って。

――小日向さんの役名がリチャードって、合っていないようで凄く合っている気もしますし、不思議です(笑)。

〈明日の質問は……Q17.「最近見たドラマや映画で面白いと思ったものは何ですか?」です。〉