ドラマ、映画に舞台まで、様々な分野で多種多様な脚本を執筆している古沢良太さん。ほかの脚本家にはない「脚本家・古沢良太の特徴」を聞くと、意外な答えが返ってきた。
 

――「他の脚本家さんにない古沢さんならではの特徴は何か」と聞かれたら、何と答えますか。

 何でしょう……。ほかの脚本家の書き方を知らないから、何とも言えませんが……ただ、あまり座らないで仕事をしてるのは特徴かもしれませんね(笑)。考えるときも、歩きながら考えることがけっこう多いし、こういう状態(立ち上がって机に手を置く)でタイピングしたりもします。よく「脚本家は職業病で腰が痛くなる」みたいに言われるんですけど、僕は痛くならないです。あまり長く座ってないから。

――それは脚本家のなかでも珍しそうですね(笑)。立ったり歩いたりするのは、そのほうがアイデアが浮かびやすいからなんでしょうか?

 そうですね。だから学校でも「試験中に歩いていい」っていう状態にしてくれたら、僕はもっと成績が良かったと思います(笑)。

 

――長く座っているのが昔から苦手だったんですか?

 苦手です。だから映画館に行くのもホント憂鬱なんですよ。2時間座ってなきゃいけないから。舞台なんかを観に行くと劇場によっては本当に椅子が小っちゃくって、隣もギュウギュウだから、「2時間この状態か……」と思うと辛くなります。

――アイデアが浮かびやすいから……という以前に、座っているのが苦手だったんですね(笑)。

 
 
〈明日の質問は……Q19.「脚本の仕事が煮詰まったときはどうしますか?」です。〉