夫婦の関係にクローズアップされることが増えました。特に「ワンオペ育児」や「だんなデスノート」など「妻」目線の問題は多くの人が知るところとなりました。では、こうした問題をクリアし夫婦関係(ひとりの女性と男性)をより深めていくために何が必要なのでしょうか。今回「BEST T!MES」の特集「『イクメン』って結局なに?」でははあまりクローズアップされることのない「夫」目線を意識しながらご紹介します。

■もはや「イクメン」であることは当たり前?

「イクメン」という言葉が、「ユーキャン新語・流行語大賞」のトップテンに入ったのが今から約8年前、2010年のこと。当時、育児を楽しむ、積極的に行う男性は、それだけで周りからちょっと褒められる存在でした。

 

 しかしその後、女性の社会進出が進み、夫婦共働き世帯が専業主婦世帯の約2倍の数に迫ろうとしている現在(出典:総務省「労働力調査」)、仕事に家事に育児に……と、お母さんたちの忙しさは過去最高レベルに達し、お父さんが子育てに「参加」しているだけで褒められる時代は終わったと言えます。もはやイクメンであることは当たり前――それが現代の風潮なのです。そんな時代を反映してか、育児や家事に消極的だったり、非協力的なお父さんは当然のこと、「大黒柱として仕事を一生懸命する」だけでは世のお母さんたちの非難の対象にさえなりつつあります。
 今、流行語となっている「ワンオペ育児」という言葉は(夫ばかりの問題ではありませんが)そのひとつの例でしょう。

 ただ一方で、お父さんたちにはお父さんたち特有の悩みもあります。