育児を通した夫婦関係について、「夫」目線で考える本特集「『イクメン』って結局なに?」。第一章では、アンケートをもとに夫婦の間にある “不満”を紐解き、妻は「育児」や「家事」に非協力的な夫に、夫は「当たりがキツい妻の態度」に不満を感じていることが明らかになった。
続く第二章では、妻の不満の正体を掘り下げるべく、「ワンオペ育児」や「#うちのインティライミ」など、ママたちが抱えている問題にスポットを当てた。すると、妻たちが、子育てや家事に追われる状況を受け入れながらも 「少しでいいから、ひとりになれる時間がほしい」と考えていることがわかった。
では、一方の夫たちは、妻への不満をどのような方法で解消すればいいのだろうか。本特集のテーマである「パパの気持ち」はどこにあるのか? この章では、アンケートや対面調査を通して夫が抱える苦悩や願望をさまざまな角度から分析していく。

●妻に対して直接不満を言えない「パパたちの苦境」

 まずはアンケートの結果から紹介しよう。0〜6歳の子どもを持つ20〜50代の男性250人に質問したのは「妻に対して不満を抱いたとき、どのようにストレスを解消しているのか」(2018年2月14日~15日集計、アンケート協力:アイブリッジ)。

 

 選択肢として提示したのは、「趣味でイライラを解消する」「相手に直接不満をぶつける」「我慢する」「家族や同僚、友人にグチをいってストレスを発散する」「SNSなど、インターネット上でグチをいってストレスを発散する」「嫌がらせをするなど、相手に間接的に不満をぶつける」「その他」の7つだ。

 結論から先にいうと、このアンケート結果は「妻への不満解消法」を紹介するものではなく、夫たちの苦悩をより浮き彫りにするものとなった。

次のページ 妻に対して不満を抱いた時、どのようにストレスを解消しているか?