精密機械である時計には、こまめなお手入れが不可欠。そこで、ケアの頻度や難易度ごとに応じて、毎日のメンテナンスから困ったときの対処法までを徹底解説する基礎講座をここに開設!

第5回は「週1回、休日にやっておきたい時計のブレスレットケア(後編)」。
できれば毎日やるのがベストではあるが、土日など時間のあるときにやっておくと良いブレスのメンテナンスをタイプ別にご案内。今回は前編のメタルブレスに続き、「レザーブレス」と「ラバーブレス」のお手入れを解説!
写真を拡大 レザーブレスのお手入れ2大ポイント

 

毎日拭いても取れないニオイは
専用の除菌スプレーで

写真を拡大 消臭除菌スプレーは写真のような小型のものがオススメ。簡単にまんべんなくベルト全体に塗布できる。特にドイツブランドの「HELI」はプロも愛用。

基本は拭いて陰干し。消臭除菌は最終手段だ

 ベルトは濡れると雑菌が繁殖しやすくなる。腐食が進行すればベルトも消耗する。ベルトが濡れたら、まずは拭いて陰干しで乾燥させること。それでもニオイがひどい場合に、スプレーの出番。数cm~10cmほど離して、まんべんなく。その後乾燥も忘れずに。

 

色や光沢が褪せてきたら
油分をクリームで補給する

写真を拡大 クリームは無色透明のものをセレクトしよう。ミンクオイルなど、ワークブーツに用いるようなオイルはNG。写真はのもの。

表面のヒビ割れにもクリームは有効

 

 レザーにこまめに油分を補給してあげることで、表面の劣化を防止できるだけでなく、美しいツヤを保たせることも可能に。時計専用のクリームでなくても、シュー(靴用)クリームでも大丈夫。皮革用のクリームを塗り、表面を磨き上げてあげれば、買った当時のような輝きを長期間キープできる。

 

クリームによる油分補給の3step

写真を拡大 クリームでの油分補給【Step1】

【Step1】
 まず表面のホコリなどをブラシで落とす。シワの隙間まで、柔らかいブラシで丁寧に拭おう。

写真を拡大 クリームでの油分補給【Step2】

【Step2】
 布にクリームを爪の先ほど取ってブレスの表面に伸ばす。このときケースに付着しないよう。

写真を拡大 クリームでの油分補給【Step3】

【Step3】
 ブラシを使い余分なクリームを除去。縫い目に残りやすいので、ブラシの先で掻き出す。

 

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