妻は「ワンオペ」に代表される問題に直面し夫に不満を抱く。
旦那は「ダメ夫」のレッテルに悩まされる。
なんだか夫婦関係はめちゃくちゃ――のように感じる。
筆者も2児を持つ父親だから、昨今の「旦那デスノート」らに代表される、(ごく一部の)「パパ叩き」は「旦那は愚痴なんか言える立場かよ」という空気を感じ取ってつらい。肩身が狭いのだ。

●「旦那」はやっぱりダメ?

 

「イクメンって結局なに?」と題した今特集は、夫婦関係を旦那目線で捉えてみようというところから始まった。夫婦関係の諸問題については、(わりあい)女性の視点は広く報道されるようになったが、旦那の視点というのはほとんど聞かれなくなっていたからだ。もしかすると、旦那にもいいところがあって、肩身の狭さから解放されるかもしれない、という願望があったのかもしれない。
 とまれ、「旦那」「妻」双方にバランスよく夫婦問題について聞いてきた。そのなかで分かったことは、「妻の大変さ」についての共感が想像よりも大きいということだ。本特集で読まれた(4月28日暫定)記事のトップ3は「専業主婦の大変さはなぜ理解されない?“主夫”を経験して初めて分かったこと」「『家事も育児も手伝っている』という男性が妻を怒らせる2つのポイント」「無神経な夫にイラッ! ママたちの間で流行した「♯うちのインティライミ」のリアル」という「いかに妻が大変で、旦那に不満があるか」を書いたものだ。
 やっぱり「旦那」はダメなのであろうか。

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