日野市「新選組のふるさと記念館」にて。

 歴史上の人物に迫るには様々なアプローチがあるが、ここでは四柱推命(しちゅうすいめい)という手法を用いて、歴史上の人物がどんな性格であり、なぜ成功したのか(失敗したのか)を読み解く。※四柱推命と用語の説明はページの最後をご覧ください。

 今回は、今や大人気となった幕末の治安組織、新選組局長の近藤勇を鑑定する。

近藤 勇(1834-1868)

生年月日:天保5年10月9日(現行暦:1834年11月5日)

 

 

 まずは、命式表の中で、自然界での役割を表す重要な場所、日柱の干支を読み解いていく。

日柱の干支:「丙申」(ひのえさる)

 これは「秋」の「太陽」を表す。太陽なので、基本的には明るくおおらかな性格なのだろう。それも、秋の太陽ということからイメージするに、だんだんと寒さに向かい、少し冷えた身体を温かい光で包んでくれるような、やさしい性格の持ち主だろうか。とは言っても、新選組の永倉新八が後に勇について、「蛮骨をもって鳴らしただけ、おうおうにしてわがままの挙動」と記しているが、お天道様が出ている間は常に明るいように、自分の意見を押し付ける自分中心的なところがあるかもしれない。しかし、様々な出自の者を集めた大所帯、新選組をまとめるリーダーにはぴったりである。

 同様に、日柱の干支に「丙申」を持つ人物として、有働由美子アナウンサーや蓮舫議員がいる。

※勇は「宿命大半会(しゅくめいだいはんかい)」!

 月柱「甲戌」と年柱「甲午」の関係は、「宿命大半会」と言い、特殊な宿命である。「宿命大半会」を持っている人は、エネルギーが強く、ゼネラリストタイプといえる。

 勇の運勢エネルギーは21であるが、宿命大半会は、その2倍の42とみなすことができる。全体の平均15であるので、3倍近くの強いエネルギーを持っていたことが窺える。また、ゼネラリストタイプであるので、手広く様々なことを行える能力を持っていたのだろう。新選組という組織をまとめながら、会津藩や幕府と調整。さらに剣術の稽古をしつつ、妻子や道場、実家の心配をしながら、島原で遊ぶ…寝る間を惜しまないパワフルな勇像が浮かんでくる。

 続いて、通変星、蔵干通変星から勇の性格を読み解いていく。通変星、蔵干通変星をわかりやすく円グラフに表すと下記のようになる。

 

知性…様々な分野の知識が豊富で、何かを学ぶことに喜びを感じる。頭の回転が速く、物事を論理的に捉えることが上手。

行動力…頭で考えるよりも行動で結果を出す。未知の分野に挑戦する意欲が強く、交渉力や営業力を磨けば成功できる。

人脈…さりげない気配りができて誰とでも仲良くなれる。サービス精神が旺盛でコミュニケーション能力も高く人を動かせる。

自立心…他人に依存することなく、自分が信じた道を突き進む強い精神性。リーダーシップを発揮しフリーで活躍できる。

遊び心…楽しいことを企画する等、生活に遊びを取り入れることが自然とできる。芸術面の才能があり、表現力が豊富。

 
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