●絵暦

 判じ物の他に、絵暦(えごよみ)という絵のみからなっている暦も江戸時代から伝わっています。絵暦は、古くは「めくら暦」と呼ばれており、文字が読めない人向きに作られていたとされています。

写真を拡大 図3 山田暦(1775年)出典:『盲暦張交帖』国会図書館所蔵 

 この暦には、十二支や農具が絵で表現されていますが、現代の絵文字に使われているキャラクターも出ています。どれなのか分かりますか? はい、左下にある鬼の絵です。

 

 少しズームアップしますとこんな感じです。この暦では「節分」を表すのに用いられていますが、現代の絵文字「鬼」にそっくりですね。250年近くのタイムギャップがなかったかのようです。

 
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