殺人に至る「病」― 精神科医の臨床報告―』岩波明 著
6/8~全国書店にて発売!

 

 
 

「殺人犯の素顔は普通の人」。
精神鑑定で素顔を知る著者は、そう話す。

では、人を殺す「心の引き金」とは何なのか?
一見普通の人が残酷な事件を起こす不気味さに迫る。


<内容紹介>

精神科医である著者は、「狂気と正常の間に、厳密な境界
線は存在しない」
と語る。その濃淡の領域にいる人間が、陰惨
な事件の実行犯となるとき、心の中では何が起きているの
か? 

多くの友人から慕われた東大生が、サリンを撒き集団
殺戮の実行犯となったり、ひょうきんだった子供が精神病に罹
患し、幻聴の末近所の人を刺殺した事件をドキュメントで追う。

さらに、精神鑑定にあたった著者が分析する、通り魔となった
知的障害者の責任能力とは。
 一見普通の人が残酷な事件を起こす不気味さに迫り、悪と
は何かを考察する。

 

<著者プロフィール>
岩波明(いわなみ あきら)
1959(昭和34)年、神奈川県生まれ。東京大学医学部医学科卒。医学博士。精神保健指定医。
都立松沢病院、東大病院などで精神科の臨床や精神鑑定にたずさわる。2012年より昭和大学医学部精神医学講座主任教授。昭和大学附属烏山病院院長。
著書に、16万部を突破した『発達障害』(文藝春秋)『精神障害者をどう裁くか』(光文社)などがある。