今や原宿のおしゃれスナップでは過半数近い着用率(革靴・ブーツジャンル限定)を誇る、ドクターマーチン。もはや独走態勢とも言えるが、では、マーチンに魅せられた人たちが次に狙うブランドはどこなのか?
数多くのファッション誌などで活躍中のスタイリスト・伊藤良輔さんの解説とともに、オススメの「ポスト・マーチン」ブランドをチェックしよう!

 

写真を拡大 〈クレマン〉17,800円+税(問:インス ☎︎03-3470-8601)

■ 価格帯の値頃感でマーチンをチョイスしている人へ

 価格帯が値頃なのにおしゃれ、というのがマーチンが支持される最大の理由。そこを考えたときに、同様の価格帯でオススメなのがこちらの〈KLEMAN(クレマン)〉だ。
「2万円以下で買えてコスパが良い。ユナイテッド アローズやエディフィス、アーバンリサーチなど、いろいろなセレクトショップでも取り扱っていますね。普通のポストマンの形もあるので、フォルムも馴染みやすい。本国のフランスでは消防士がよく履くブーツとして知られていて、ミリタリー基準もクリアした本格派。ラバーソールなので雨の日にも履けます。傾向として、例えばパラブーツを買いたいけどお値段的に買えないという人にはちょうど良い価格帯なのではないでしょうか?」

 

写真を拡大 〈バーウィック〉26,800円+税(問:アースマーケティング ☎︎03-5638-9771)

■ コストパフォーマンスの高さに驚かされます!

 続いて、マーチンよりは少しお高めではあるが、そのぶん品質を考えたときのコストパフォーマンスの高さで推薦したいのが〈Berwick(バーウィック〉。
「1707年にスペインで創業された老舗ブランドです。グッドイヤーウェルト製法を使っていて、マーチンよりはやや高めですが、この価格帯でこれだけの品質をキープしているというのが、カジュアルにも、ビジネスシューズにも使えるので、汎用性が高いのも魅力です。醸し出す雰囲気も、イタリアほどシュッとはしてないけど、アメリカより上品…という、スペイン独特の感じといいますか。クレマンがパラブーツなら、こちらはオールデンが欲しいけどなかなか買えない人向けにオススメです」

 
写真を拡大 〈ロスコ〉11,800円+税(問:アースマーケティング ☎︎03-5638-9771)

■ マーチン特有の「フォルム」が好きなあなたへ。

 もちろんマーチンの魅力は値段だけではない。シュッとしているようで、やや丸みもある、程よくバランスのとれたシルエットも支持されている理由の一つ。では、そんな基準で考えるなら…?
「〈ロスコ〉というブランドがオススメですね。ブランド的にもミリタリーがっつりなポストマンシューズで、こちらもコスパが優れています。このポテッとしたフォルムがマーチンに通じる部分はありますね。実はシティボーイブームのときに注目されていたんですが、その後〈オールデン〉が出てきて最近はやや落ち着いてきた印象。でも、革靴なのに軽く、クッショニングもしっかりしてスニーカーのように履けるので、これからまた改めて注目され、支持を広げていきそうな予感がします」