【新連載!】辛酸なめ子さんによる、「脱力ヒーリング紀行」が今週から始まります。
最先端のおしゃれスポットに疲れたあなたに、一切インスタ映えしないスポットをご紹介。
今回は、未来感と昭和感が一体になった、「つくばエキスポセンター」へ。

■昭和の輝きをとどめた施設、「つくばエキスポセンター」

日本の科学技術の最先端だったつくば万博も今やセピア色の思い出に……。でも、その懐かしさのまま永久保存されているとしたら?

昭和の輝きをとどめた施設、「つくばエキスポセンター」。もよりのTXつくば駅から地図上では近そうですが、結構歩いた公園の奥に位置しています。

 

 

 

 

 

写真提供 :(財)つくば科学万博記念財団

 

 

つくばの地図の距離感は東京とは違うようで、道幅もいちいち広くスケール感に圧倒されます。

スポッチャ感漂う内部。休日でしたが、どれもほとんど並ばず体験できます。

 つくばエキスポセンターも、かなり広大な施設でした。1F展示場は「エネルギーゾーン」「おもしろサイエンスゾーン」など2つのコーナーに分かれ、2Fは宇宙や生命、環境などについてのまじめな展示が。この1Fがカオス空間でした。体験型のゲームなどが並んでいて、"科学版スポッチャ"のようです(入館料おとな410円払えば遊び放題)。

 

 まず入って視界に入ったのは「ノーベル賞への道のり」すごろくゲーム。研究者がノーベル賞を受賞するまでの道のりを、ボタンを押してコマを振って歩んでいきます。

ノーベル賞すごろく。淡々と進み、あっさり受賞できてテンションが上がります。

 

 相手がいなかったのでゲームと対戦。スタートは「理工大学を卒業」で、「研究を評価」「世界初の理論を発見」など途中途中にイベントのコマがあります。私はそれらに一個も止まらず地道に進んでいたら、相手のコマが「理論に対する反論が出る」になってスタートに戻り、勝手に自滅。無事にノーベル賞を受賞できました。やはり理系の研究者はコツコツ努力することが大切だと学びました。

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