足元をビシッと決めれば、それだけでコーディネイトにもハクがつくというもの。一世を風靡し、今もなおその威厳を保ち続ける名作ならなおさらで、その堂々たる佇まいはきっと我々の強い味方になるだろう。ここでは、大人の男ならば持っておくべき名ブランドの“顔”たちを厳選。その魅力を余すことなくお伝えしよう。

 

ティンバーランドのイエローヌバック6インチブーツ

タフマンたちの相棒であり
若者たちのファッションアイコン
頑強さをとことん追求したボディを今もなお継承。そこに使われているのは、撥水性に優れ耐久性も抜群なヌバックレザー。

 

ワーカーズを支え、若者の心をとらえた老舗の一足

 屈強なワーク靴でありながら、多彩なカルチャーとも密接にリンクしてきた背景に、このティンバーランドの一足が賞賛を受ける大きな理由がある。それはあらゆる世代に浸透し、その信頼は今もなお変わらない。

 ティンバーランドの偉大なる功績は独自の技術により生み出した世界初となる完全防水レザーブーツから始まる。プレミアムフルグレインヌバックレザー、そして極厚のラバーラグソールは高尚なクラフツマンシップの結晶であり、瞬く間にワークブーツの定番と化していった。その勢いと人気はワーカーズだけの枠にとどまらない。常に本物を追い求めるブランドとしての姿勢は、やがて世界中のトレンドメーカーの目に止まることとなる。間もなくして、ブルーミングデールズといった高級デパートの店頭にも並ぶようになり、その後ファッションブーツとしての地位も確立。1980年代にはヨーロッパで爆発的人気を博し、ファッションの本場イタリアのポップカルチャーに溶け込みながら、好奇心旺盛で感度の高いミドルクラスのアイコンとなったのだ。