■ホラ貝と和風の個室

 通常、軽井沢駅~長野駅間で食事付き観光列車「ろくもん」を運行しているしなの鉄道は、「ろくもん」の特別運行によるユニークなプランをいくつも企画している。今回は2019年1月と2月に北しなの線の長野駅~黒姫駅間で初の試みとなる「北信濃雪見酒プラン」を発売するにあたり、試乗会を行った。幸い参加することができたので、その模様をレポートしたい。

 出発は長野駅。JR線との共同使用駅で、しなの鉄道の115系を用いたローカル列車のほか、名古屋と長野を結ぶJR東海の特急「しなの」やJR東日本飯山線のディーゼルカーなどバラエティに富んだ列車が発着している。

長野駅で発車を待つろくもん

 その7番線に「ろくもん」はすでに停車していた。「ろくもん」恒例の客室乗務員によるホラ貝吹鳴でドアが開き、車内へ入る。案内された席は3号車の和風個室。2人向かい合わせのテーブル席で、通路とは障子で仕切られている。前にも3回ほど乗ったことがあり、お馴染の客室だ。すでに食事の準備は整い、箱に入った食事とソフトドリンクが置かれていた。

ホラ貝吹鳴で列車のドアが開く
和風個室内のテーブル席
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