cc0

CC0(クリエイティブコモンズゼロ)NFTとは著作権が放棄された二次利用可能な作品

cc0

通常NFTの著作権は作成したクリエイターにあります。購入者には、所有権は移りますが、著作権までは移りません。

ですが、このCC0(クリエイティブ・コモンズ・ゼロ)のNFTとは、

クリエイターが著作権を放棄したNFTであり、二次利用可能な作品著作権

事を指します。

つまり、所有者は、クリアイターの許可を必要とせず、自身のメディア上でアレンジをしたり、別作品へ加えるなどの応用も可能になるのです。

CC0 NFTの意味|クリエイターが著作権を放棄する理由

CC0 NFTはわかったけど、

なぜクリエイターは軽々と著作権を放棄できるのか?

と疑問ではないでしょうか。

 

この答えは、従来のデジタルデータとNFTの違いにあります。

まずNFTは、従来のデジタルデータと違い唯一無二の作品は存在しません。

仮に同じデザインだっとしても、各々にナンバリング(例|10枚の同じデザインなら、1/10、2/10と数字がふられる)があるので、見分けがつきます。

クリアイターが著作権を放棄したからと言っても、複製される心配はないのです。

唯一無二のたった1つの作品になり、どこの誰が所有しているかなども、ブロックチェーン上に記録されています。

そして、著作権を放棄した事で、そのNFTが第三者の手に渡り、いろんなアレンジやプロジェクトに関われば、将来性や発展性を見出せませす。

わかりやすく言うと、親の元を離れて、自立する我が子を見守るような気持ちでしょうか。

仮にそのプロジェクトが話題になれば、開発元の企業やチームは脚光を浴びますので、一種のプロモーションと言っても過言ではないでしょう。

NFTは作っても、多くの方に認知され、利用され、所有されなければ、価値を見出せません。
そのためにCC0 NFTという一つの方法で、拡散→認知→利用というプロモーションを組むのは大きなメリットになるでしょう。

関連記事

「よく見かける仮想通貨のAirdropってなんだろう?」 「iPhoneのAirdropと何か関係あるのかな?」 とお困りでしょうか。 仮想通貨で使われるAirdrop(エアドロップ)は、iPhoneやMacの機能[…]

エアドロップ

暗号資産・NFTをより分かりやすく「あなたの身近に」

この用語解説では、暗号資産(仮想通貨)・NFT・メタバーズ関連の専門用語を初心者向けに「初心者がまず知るべき内容だけ」をわかりやすく解説しています。 言葉の意味を調べたのに、また別の専門用語が出てきて、結局分からずじまい…こんな経験はありませんか? 実のところ初心者向けの解説記事と謳っていても、「現時点で初心者が知る必要のない情報まで記載されたハイレベルな記事」がほとんどです。 私たちの理念に“暗号資産やNFTをもっと身近な存在に感じてほしい”という想いがあります。 この用語解説では、「興味があるけど、難しそうで、中々一歩を踏み込めない…」というあなたに向けて、あえて深掘りした解説はせずに「まず言葉の意味を知ろう!」をモットーに編纂しています。

 

cc0
最新情報をチェックしよう!