仮想通貨で使われる電子(デジタル)署名とは、
①|本人によって、確かに作成された
②|作成されたデータの第三者による改ざんを防ぐ
ブロックチェーン取引は、ハッシュ値という取引データのダイジェスト版のような暗号を使います。要は、全データを記録すると長ったらしい履歴になるので、Aさん〜Kさんまでの取引履歴を【AK】という短縮した数値に置き換える作業と思ってください。
仮想通貨の送金・受取の際にも使用され、送金時に、データをハッシュ化して送ります。
送金側は、受取側から予め公開鍵(ウォレットアドレス)を入手し、この公開鍵を使ってデータを暗号化(ハッシュ化)します。
そして、暗号化されたデータを元に戻すには、受取側の秘密鍵でしか不可能なのです。
なぜならば、秘密鍵から公開鍵が生成され、この2つはワンセット(銀行口座と暗証番号の関係と同じ)になるからです。
【わかりやすい例】
Aさん:送金側
Bさん:受取側
①Aさんは、Bさんに10万円送金するために、Bさんに口座番号を聞いた。
↓
②Aさんは、Bさんの口座に10万円を送金。
↓
③Bさんは、暗証番号を入力し、無事に10万円を引き出せた。
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