ジェネラティブ(ジェネレーティブ)NFTとは、
を指します。
上記だけでは、全く意味がわからないと思うので、図を使って解説していきます。
通常のNFTは、作品1つ1つ作成し、0penSeaなどのマーケットプレイスで販売していきますが、ジェネラティブNFTは、まずNFTを生成するパーツ(プロパティと言います)をプログラムに登録→ランダムで自動生成される仕組みなのです。
わかりやすい具体例|
キャラクターのジェネラティブNFTの場合、以下のプロパティを事前プログラムするとします。
例なので、わかりやすいパーツを5つ×3種類(色)を作ります。
①サングラス(青・赤・黄)、②帽子(青・赤・黄)、③髪の毛(青・赤・黄)、④ベースとなるボディ(青・赤・黄)、⑤服(青・赤・黄)
これを事前にプログラムすれば、ランダムに組み合わさり、自動的にNFTが生成されていくのです。
※1|全く同じパーツのNFTは生成されない
※2|各パーツごとの反映率(出現率)を設定できる
ランダムにパーツが組み合わさる
↓
①サングラス(青)、②帽子(黄)、③髪の毛(赤)、④ベースとなるボディ(赤)、⑤服(青)のNFTが自動生成されます。
簡単なパーツデザイン(ドット絵など)ならば、パーツだけを作成しておくだけで、何千、何万のNFTを自動生成できるので、手間が省けます。
ただ通常のNFTではダメなのか?というとそうではなく、自動生成されず「1つ1つ自由に作成できるメリット」もありますので、一概にどちらが良い悪いとは言えません。
ミントの仕方ではなく、そのNFTに価値があるかどうかですので、そこはお間違いなく。
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