「ICOという何かのプロジェクト?略称?かわからないけどよく目にするけど何?」
「ICOなど英単語の略称が多く、さっぱり意味がわからない」
とお困りではありませんか?
を指します。
ICOとよく似た手法でIEOがありますが、IEOは仮想通貨取引所が仲介する形となります。
詳しくは下記の記事で解説しています。
「IEOという何かのプロジェクト?略称?かわからないけどよく目にするけど何?」 「IEOなど英単語の略称が多く、さっぱり意味がわからない」 とお困りではありませんか? IEO(Initial Exchange Offeri[…]
図解で分かる!ICOの仕組みを徹底解説!
ICOの仕組みを上の図を使って解説していきます。
わかりやすいように①〜③の工程に分けていますので、セクションごとにお伝えしていきます。
ICOの仕組み①|プロジェクトの公開(ホワイトペーパー・公式サイト)
まずICOのファーストステップで、ユーザーに対し、「出資を募るプロジェクトの概要」をオープンにしていきます。
方法としては、ホワイトペーパーや公式メディアで露出していくのが定石通りになっています。
仮想通貨で投資するしないに大きく関わってくるのが、ホワイトペーパー(WP/白書)。 ホワイトペーパーは、暗号資産業界に限って使用される言葉ではなく、一般的なビジネスでも使われる言葉です。 仮想通貨業界で言うホワイトペーパ[…]
このファーストインプレッションが悪ければ、ユーザーは投資価値を感じませんので、企業団体サイドからすれば、一番力を入れるポイントでもあります。
ICOの仕組み②|ユーザーへの認知・価値(投資)判断
次に、プロジェクトがオープンにされ、初めてユーザーが認知します。
ホワイトペーパーや公式メディアを確認して、「投資(出資)価値があるのかどうか」を判断します。
ICOの仕組み③|資金調達(トークン・コイン発行)
最後に資金調達になります。
企業は資金を集めるためのコインやトークンを発行し、投資価値を感じたユーザーはそれに出資(購入)する流れになります。
ICOのメリット|企業:資金調達、投資家:キャピタルゲイン

ICOを実施する企業・団体側とユーザー側でどんなメリットやデメリットがあるのか気になりますよね!実際にメリットもデメリットも明確にあるので、わかりやすく解説していきます!
まずは、ICOにおけるメリットを企業と投資家に分けてお伝えしますね。
企業|円滑に資金調達ができる
まず企業のメリットとして、「円滑に資金調達ができる点」です。
企業が行う資金調達にはいくつかありますが、最も身近にあるのが銀行からの融資でしょう。
銀行融資も大きな選択肢の1つですが、返済しなければいけません。
一方で、ICOで集めた資金は、1円たりとも返済する必要はないのです。
投資家|キャピタルゲインで爆益を得られる
投資家のメリットとしては、上場前に安く購入できる点です。
ICOは取引される前に「安く購入できるメリット」があるので、仮に上場直後に価格が高騰した場合、売却すれば爆益に繋がります。
そういったメリットがなければ、出資する理由もない訳です。
ICOのデメリット|企業:不発で終わる、投資家:詐欺案件の可能性
次に、ICOにおけるデメリットを企業と投資家に分けて解説していきます。
企業|資金が集まらず不発で終わる
ICOの実施側のデメリットは、不発に終わるケースです。
綿密に仕上げたホワイトペーパーや公式メディアの情報に対して、ユーザーが価値を感じなければ、出資する可能性は低くなります。
そうなると本来の目的である資金調達が不完全になり、プロジェクトとしては、不発に終わってしまいます。
投資家|詐欺案件の可能性がある
ICO関連で最も知っておくべきポイントが、ICO=詐欺案件として、認知されています。
(※もちろん全ての案件ではありませんの)
ICO詐欺に引っかからないようにするには、とことんそのプロジェクトを調べて上げるしかありません。
・公式メディア
・プロジェクトメンバーの実態
・将来性や実用性
・直接持ちかけられた案件
ここら辺は、徹底的に調べた方が無難です。