投資に回す貯蓄の割合はどのくらいがベストなのか余剰資金別に調べてみた

投資を始める際に気になるのが、元手となる資金がいくら必要になるのか?ということだと思います。

その方の資産や年収、経済状況によって変わってくるために一概にいくら必要とも言えず、悩んでいらっしゃる方も多いかと思います。

そこで、この記事では、これから投資を始める方や投資初心者の方に向けて、

  • 投資に回すベストな貯蓄の割合
  • 投資割合の算出方法
  • 余剰資金別のおすすめの投資

これらについて解説していきます。

この記事を読むことで目標の貯金額が定まったり、安定した資産運用に必要な投資額の割合がわかるかと思いますので、ぜひ参考にしてみてください。

なぜ投資の割合を計算しなければならないのか?


まず、なぜ投資に充てる割合を計算しなければならないのでしょうか?

それは投資にリスクはつきものだからです。

大きな利益を得られる可能性を秘めてる一方で、元本割れという元手の資金を失うリスクも秘めています。

このことを考慮せずに、むやみやたらに投資に資金をつぎこむと思わぬ損失を生むことになります。

投資で退場する方の理由の多くは資金管理を怠ったからです。

一発逆転に賭けて全資金を投じるのではなく、長期運用を見越した資金管理と、自分の経済状況から計算したベストな割合を計算する必要があります。

投資に回すベストな貯蓄の割合とは

投資に回すベストな貯蓄の割合はズバリいくら?と聞かれると、正直難しい質問になります。

というのも、正解がないからです。

投資をされる方の収入や資産、経済状況、投資する商品や利益率、勝率など様々な要素が絡んでくるため、具体的な金額の算出が難しく、一概に決まった答えがないからです。

ですので、こちらではある例を想定して算出しますので、ご自身の状況に置き換えて参考にしていただければと思います。

投資割合の算出方法

では、この項目から具体的に投資割合の算出方法について解説していきます。

よくある、30歳の方は貯蓄の5%を投資に回せばいい。というような声がありますが、一口に言っても、

  • 収入は?
  • 所帯は?
  • 貯金額は?

このように、同じ30代の方でも全く状況が異なるため、自分には全く当てはまらず参考にならない、というような事態が起こります。

こういった曖昧な設定ではなく、しっかりと順序立てて解説していきますので、ぜひ実践してみてください。

ステップ①目標を設定する

まずは、投資をする目的・目標を設定します。

  • 何のために投資をするのか?
  • 何のためにいくら必要でどのくらいの期間をかけて増やしていくのか?

こちらを最初に考えます。

1年で100万円貯めるのと、1年で1000万円貯めるのでは、そもそも必要な資金も変わってきますし、実現可能かどうかも怪しいものです。

あまりに無茶な目標設定にしてしまうと、到底達成することはできず、最後に一発逆転を狙い無謀な投資をしてしまうことにもつながりかねません。

しっかりと目標を設定することによって、長期的な投資プランを設計していきます。

ステップ②自分の経済状況を把握する

次に必要なことは、自分の収入と投資に割ける資金の算出です。

自分の収入から生活費などを引き、そこからいくらまでなら投資に回しても余裕があるのかを計算します。

生活費を削ってまで投資につぎ込むのはおすすめできません。

生活に余裕がなくなると精神的な余裕がなくなり、正常な判断ができない恐れがあるからです。

収入から毎月かかる固定費(家賃や光熱費など)、食費、お小遣いなどを引いた金額を算出します。

ライフイベントや突然の出費にも対応できるようにいくらかは別で残しておきましょう。

例:男性30代(一人暮らし)の場合

手取り25万円
家賃10万円
光熱費1.5万円
食費3万円
スマホ1万円
交遊費2万円

25万円-16万円=7万5千円

4万5千円を貯金し、毎月3万円を運用しよう

このようになります。

  • 毎月かかるお金
  • 何かあった際にかかるお金
  • 今は使うあてのないお金

と順に仕分けしていくと、手元にいくら残るか計算しやすくなります。

これらはライフスタイルに合わせて変動しますので、定期的に見返すと良いでしょう。

また、怪我や病気など、万が一に備えて最低3ヶ月は無収入でも生活できる貯蓄があることが望ましいです。

思ったように利益が出ず、収入が確保できなかった時のことを考えると、いきなり投資を始めるのではなく、最初は貯金に専念するのも大事かと思います。

貯金用の口座と投資資金用の口座を分けて管理するのも有効です。

ステップ③運用方法の選定

ご自身でどれくらいの余剰資金があるか算出できたあとは、どの投資をするのかを選定していきます。

投資といってもたくさんの種類があり、それぞれメリット・デメリットがあります。

余剰資金が少ないにも関わらず、ハイリスク・ハイリターンの商品に手を出すのは危険です。

商品の特徴を見極め、ご自身に合った投資を選択する必要があります。

余剰資金が30万円以下の場合

投資に使う金額が30万円未満の場合は、少額で始められる投資がおすすめです。

  • 少額で始める都合上、小さな利益をコツコツ重ねる
  • 少額でレバレッジをかけて大きな利益を狙う
  • 少額を分散投資する

などの方法が考えられます。

これらの条件に合う投資方法をご紹介します。

余剰資金に合わせたおすすめの投資1.FX自動売買

FX自動売買であれば、数千円から数万円で始めることができます。

なかでも、レバレッジ(てこの作用の意)を使えば小資金でも大きな取引をすることができます。

また、自動売買というプログラムツールを利用することで、プログラミングされた一定のルールに則りコツコツと利益を重ねることも可能です。

プログラムされた手法により利益率は変動しますが、小資金で始めることができ、月利数%~10%を狙いにいく堅実な取引をしたい方におすすめです。

余剰資金に合わせたおすすめの投資2.投資信託

こちらも小資金で始めることができます。

たくさんの投資家から少額を集めて大きな一口の資金とし、その資金を用いて大きな取引をして、利益を分配するという仕組みです。

その名の通り、投資のプロに信じて託すという意味になっており、商品にもよりますが、最小で100円から投資が可能となっています。

余剰資金が30万円~100万円の場合

ある程度資金に余裕がある場合は、少し勝率や利益を重視してみると良いでしょう。

ある程度の損失にも耐えることができ、そのぶんリスクをとっても高いリターンが得られる選択をするなど、投資の方向性が変わってきます。

余剰資金に合わせたおすすめの投資3.IPO投資

IPO投資とは、企業が新規に上場するときに公開する株式の一部を上場前に販売します。

この株式のことを「新規公開株式(IPO)」といいます。

新規で公開される株式は安く購入しやすく、上場後に値上がりするケースも珍しくありません。

株式を購入する際にはある程度まとまった資金が必要になりますが、利益を狙いやすい投資といえます。

余剰資金が100万円以上の場合

余剰資金が100万円以上の場合は選択肢が増えます。

しかし、こちらも気をつけなければいけないのが、余裕があるからといって1点集中させないことです。

10万円ずつに分けて分散投資をするなど、しっかりとリスク管理をしましょう。

余剰資金に合わせたおすすめの投資4.不動産投資

資金が十分ある際におすすめなのが不動産投資です。

空いているマンションの部屋や土地を購入することで、家賃収入や毎月の駐車場代などの不労所得が期待できます。

最初の購入資金は高額になってしまいますが、うまくいけば半永久的な不労所得も狙えますので、気になった方は検討してみてはいかがでしょうか?

投資に回すベストな貯蓄の割合は自身の余剰資金で考える

ここまで投資に回すベストな貯蓄の割合について解説してきました。

  • 投資に回すベストな貯蓄の割合は人によって異なる
  • 投資割合の算出方法は個人の目標や資金から考える
  • 余剰資金別のおすすめの投資はFX自動売買と投資信託

特にFX自動売買と投資信託は余剰資金が30万円以上ある方でも運用することができ、資金に比例して利益も大きくなります。

その意味では資金が多い方にも少ない方にもおすすめといえます。

しかし、投資にはリスクがつきものですので、しっかり資金管理をしたうえで生活に支障のない範囲で運用していきましょう。

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